夕暮れさびしさは その色としも なかりけり まき立つ山の 秋の夕暮 (新古今集 寂連法師) 寂しさは、秋の夕日に照る色やどの色でもなく、心の琴線に触れるのは「夕暮れ」そのものによるものだなぁ この夕暮れという動き 蒼から刻々と淡い紅へ 紅から朱 茜 やがて闇へと変化するわずかな時間は 無言ですが音曲を伴って人生の速さ儚さを一刻で表しているようです 消えゆくものの なんと素晴らしい 行き方 生き方でしょう