今月末に4名のお客様を迎えて
「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」を開催しますが、いつも予約をいただいた一ヶ月前から、恵那市の山の方面さまざまに食材を探しに行きます。
自然相手ですから山に入ってもそう簡単には見つからず、一日中探しても見つからず、見つけても猿や猪、鳥たちに先を越されることが多いです。
彼らはその道のプロですから、食べごろになるとサッときてあっという間に美味しいもの順に食べていきます。 ですから私はそのあまりを少しだけ頂戴するだけ。
大自然は自然に生きるものの世界。人間はそのお余りを頂戴して生きるものなのです。
この時期私が欲しいのは山に自然に実っている山柿 栗 椎の実 萱の実等様々。 こういうものは自然のものしか使いません。
毎回今日はこの方面明日は別の山等と様々山に入りましたが何も見つけられませんでした。
でも、先週、夕方帰ろうとした時に、偶然柿が沢山実っているものを見つけました。
近くに行くと、熟す直前の様で、渋味十分。まだ猿も鳥もほぼ食べに来ていない。
これは嬉しい。
今採らないと次回来るともう無い筈。
山奥の山柿は市販の柿と比べると大きさは3分の1から4分の1しかありません。それでも沢山獲ってきました。
家で皮を剥き 干し柿を作ります。
小さな柿も皮を剥くと更に小さくなり、干すと更に小さくなり、長さが指先から関節2本分しかありません。
でも渋みもなく甘すぎもせず、サラッとした良い甘さの半熟干し柿にできています。
これで一品
山の幸の一品
そうやって何回かに一度、一品ずつどこかで見つけていく。
また明日は別の山へ萱の実や何かを探しにいきましょう。




