海に面したオーベルジュで、地物の食材でイタリアンをいただいたので、翌日は和の世界。 それも一番地物の魚が楽しめる活きのよい居酒屋です。
出雲でもいいネタを出すという吉田屋さんへ
刺身
このお店は当然であるが全て天然物。
(私は養殖は食べないのでそういうお店に行きます)
ヒラマサ キンメ イサキ 真鯛
いい味
ヤマサン政宗誘一献いざいっこん
特別純米 五百万石92%山田錦8%酒度+1.5
いい感じの旨みがあるが優しい
本バイ貝煮付けがあり、これはありがたい。即注文。
貝殻の最も奥に、とても柔らかくとても切れやすいがフォアグラに独特の旨みのある苦味を加えた感じの味で、すこぶる旨いとても旨すぎる肝があるのだ。
これさえあれば殻の入り口近くにあるコリコリした身などどうでも良い(この部分もうまいのだが肝に比べればどうでも良い味なのだ)
食べる時もこの柔らかい肝だけを楽しみ あとで他の部分を食べる。
ところが、本バイは踏んでも噛んでも壊れないあまりにも硬すぎる殻の一番奥にとても柔らかくとても切れやすい肝があり、誰でも食べられるわけではない。多くの人は知らないか、諦めていて食べられないのだ。
爪楊枝で身を刺して簡単に引き出そうとすると切れてしまい、素人では100%取り出せない。
北陸の白バイは殻が柔らかいので殻の奥にある肝が切れても歯で齧ればなんとかなるが、本バイは歯が負ける。
妻楊枝で少し引き出し、戻し、の作業を何十回も繰り返して少しずつ引き出していくしか方法がない。
うまいものにありつくには我慢して根気よくやるしかないのです。
一皿食べ終わって、取り出せた確率80% 私ほどの猛者でもこの程度。
子供の頃から何十回も食べてきた旨さだが、こういうバイは山陰へ戻らないと食べられない
これに合わせて
月山 純米酒
旨みのある出雲らしい酒
バイによく合う
月山(がっさん)は、嘗て 戦国時代 中国地方5カ国を治めた大大名 尼子氏の居城 月山富田城のあった所。
その後、安芸の毛利氏との数年に及ぶ覇権争いに敗れますが、主家である尼子家再興のために奔走する山中鹿之介が、
眠れずに過ごした夜が白々と明けようとするとき
「願わくば、我に艱難辛苦を与えたまえ」 と三日月に祈ったという故事を思い出します。
出雲は酒についても最古の記述が残っている日本最初の産地だ。
出雲は神話は元より 様々な歴史の上を歩く街だ
そして バイのお代わりをする。
鰯の塩焼き
山陰で食べる活きの良すぎる鰯は 旨い。
これぞ山陰の海のゴッツォー(ご馳走)だ
他の海で感じる様な生臭みがない
ボッカの煮付け
カサゴの事
ブスほど旨いという典型的な魚だ
出雲の美味い魚で夜は深けていく。
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私の故郷 鳥取県倉吉市と出雲は車で2時間程の距離で、日本海の同じ様な魚が食べられます。
(バイとは貝のことであり、バイ貝というと貝貝で可笑しいので、実家の倉吉ではバイ貝などとは呼ばなかったが最近はこういう言い方が増えている)
魚酒場 吉田屋
0853-24-2011�島根県出雲市今市町中町1346
出雲市駅[北口]徒歩5分


















