オーベルジュ・オー・ミラドー2023.6.18 ① | foo-d 風土

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 日本列島は北から南まで素晴らしい食材がたくさんあり、大都会には全国から美味しい食材が集まってくるので美味しいレストランがいっぱいありますが、現地でしか食べられない食材もたくさんありますし、現地の山々や環境の中でその地方の旬の食べ物を食べるということほど素晴らしいものはありません。

 

 オーベルジュ(Auberge)とは直訳すると「旅籠」の事で、”郷土料理を提供するレストラン付きのホテル”を意味するフランス語。

フランスの田舎に多い、料理を楽しむことを滞在のメインの一つにしている宿泊施設のついたレストランのことで、小規模のホテルが多く、料理だけでなく家庭的なサービスも魅力のひとつです。

 日本でも、レストランが自慢のペンションなどにこの名称を使うところが増えています。

 オーベルジュは、何と言っても、その土地ならではの食材を使用した本格的な料理が最大の魅力。

 日本にも昔から、地方に郷土料理を提供する有名な料理旅館があり地物の美味しいものを提供しており、現代でも京都・花背のつみ草料理 美山荘や、長野県下諏訪のみなとや旅館その他多数ありますが、「オーベルジュ」として日本で最初に、1986年箱根にオープンしたのがオーベルジュ・オー・ミラドーです。

 

 日本オーベルジュ協会会長で、農林水産省の料理人顕彰制度『料理マスターズ』の称号を受賞したオーナーシェフ、勝俣登氏による「西と東の融合」をテーマとした「地方でしか作ることができない地元食材によるフランス料理」のオーベルジュで、今回はこちらへ訪問。今回は泊まらずに食事だけ予約をいたしました。 避暑地であり、ドレスコードはスマートカジュアルです。

 

小田原から向かいましたが、箱根湯本迄車で15分思ってたより随分近いですね。過去に箱根から小田原駅迄何度か電車でおりましたが。そんなに近かったというのは忘れていました。

 

木々の香りに包まれた広大な箱根の森の中 到着したのは、

ボルドーのシャトーを思わせる荘厳な建物がパヴィヨン・ミラドー。

前庭に大きな噴水があり、ギャルソンが外で待機されています。

 

 

3つの館があり、ボルドーのシャトーを思わせる荘厳な建物「パビヨン・ミラドー」、バリ島をテーマにした「コロニアル・ミラドー」、一番歴史のある館で、もっともフランスらしいしつらえの「本館」があります。それぞれにダイニングがあり箱根ならではの温泉浴場も数ヶ所。

 

食事時間の少し前におじゃまして、宿泊棟などを案内していただきました。

 

本館のバー

まだ見せられないがと言われた用意しつつあるパーティや披露宴会場でも天井画がいいのでパチリ。

 

外に出て、

別館のバリ島をテーマにした「コロニアル・ミラドー」も見せていただきました。

 

 

 

仏像やエスニックの高級品などが所々陳列されていて

かつて何度か仕事で行ったバリや、バンコクで泊まったスコータイホテルに似た雰囲気です。

 

コロニアルツインルーム

 

今回は「本館」はクローズされていたので、

外に出て近道をして「パビヨン・ミラドー」へもどります。

 

 

この窓の中のテラスダイニングで食事をします。

 

脇の入り口

 

 

 

ここでお茶をいただきちょっと休憩。

「本館」は拝見できませんでしたが、とても広い敷地、これなら、何日でも滞在できますね。

 

暖炉サイドのダイニングを通り

 

左に折れてテラスダイニングへ。

 

さて、ここでディナーですが、次回に続けて書きますね。