物語のある料理 「野薔薇のしずく」 | foo-d 風土

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物語のある料理 「野薔薇のしずく」

 

 童は見たり 野中の薔薇

 清らに咲ける その色愛でつ  

 飽かずながむ 紅におう

 野中の薔薇

 

ゲーテ作の恋の詩

シューベルト作曲

 

まだ私の幼い頃、母がよく歌っていた遠い思い出の歌です。

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 先週来られたお客様の為にお出しする花を探しに出かけ 偶然 山の藪の中で見つけた一本の野薔薇

 ほんの少し手折って懐石にいたしました。花の命は短くて たまたまこの週に来られたお客様だけにお出しできた自然のめぐみです。

 

「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」

 今回は

「野薔薇の蕎麦懐石」

まず最初にお出しするアミューズ(ひとくちのお楽しみ)は、

初恋にも似た

 清らかで

  微かに甘く

   微かに渋い味

 〈野薔薇のしずく〉から始まります。

 

 

そして「野薔薇のしずく」はこれ一度しか食べられません 

 また来年この時期に野山で野薔薇をうまく見つけることができたらお出しできるかもしれないまぼろしの料理です。

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 ♪野ばら(シューベルト)♪

ゲーテの詩にシューベルトが曲をつけました♪  

ゲーテが1771年にストラスブールに滞在していた時、素敵な女性に恋をし、その女性に贈った詩。

このゲーテの詩は傑作と評価され、

シューベルト ヴェルナー ベートーヴェン シューマン ブラームス等の多くの作曲家によって、曲が付けられていますが、日本においては、特に、シューベルトとヴェルナーの作品に、近藤朔風が日本語の訳詞が付けられたものが、音楽教科書を通して広く人々に知られています。

『魔王』と並びシューベルトの初期の傑作とされる。リート形式の見本というべき簡単な曲想に、ゲーテによる原詩のもつ繊細な世界が昇華されている。

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「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」は

 お店では無く 知人やその紹介の方だけに  一日一組 四名様限定で 月に2、3度だけ時々現れる もてなし処です。

 数週間以上前に予約をいただき、今を感じていただく料理として、野山に出かけては少しづつ自然の幸を見つけて、自然を生かした料理をこの方達だけに喜んで頂きたいと作る料理。

 お昼にゆっくりと 4、5時間かけてお召しいただく遊び心の料理です。

 先週来られたお客様は、2ヶ月前に予約をいただきましたから、恵那の大自然の動きに合わせながら野山の幸を何度も何度も探しに出かけることができました

全てが自然任せ

 遊び心

 自然のめぐみだけによって生まれる料理です

次回は野薔薇のしずくの次に続く料理

 「『月明かりに映える恵那の郷』

   藤の花 桑の実もなり 桜桃 幼き日より 思い出の味」を後ほど紹介します

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#恵那市