大阪中之島美術館 ロートレック・ミュシャ 2022.12.10 | foo-d 風土

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ロートレックとミュシャ パリ時代の10年展

ロートレック(1864-1901年)とミュシャ(1860-1939 年)が芸術の都パリで活躍した1891年から1900年までの10年間に焦点を当て、二人が共通して取り組んだ石版画ポスターを中心にご紹介するものです。

 

ロートレックは1891年に第1号ポスター ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》を制作、その約3年後、ミュシャも第1号ポスター《ジスモンダ》を発表しました。これを機に、いずれも時代の寵児として活躍していきます。
 わずか10年の内にこの世に送り出された宝物のようなロートレック作全ポスター作品31点を一堂に紹介されています。(説明文より)

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和服にミュシャ いい感じですね。もっと明るいと着物と帯の柄とミュシャがすごくバランスよく見えたのですが、ちょっと残念です。

 

 

 

 

 

素晴らしき図案達

 

 

 

 

 

 

 今まではロートレック展、ミュシャ展というように別々に展覧会があるのが普通でしたが、今回このように二人一緒に行われるというのはとても贅沢な展覧会でした。

 時代は19世紀末から20世紀初頭。
ジャパネスク アール・ヌーヴォーから世紀末芸術の時代

よき時代(ベル・エポック)」の双璧をなす二人のポスター作家の実像作品。

色数を7色前後に絞り込み、デフォルメと表現力で描くロートレック。
それに対して数十色の絵具を使い、星、宝石、花、植物などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用した素晴らしいデッサン力で緻密な表現の集積を行うミュシャという、全く相容れない様な描画の2人が 同時期にパリのセーヌ川を挟んで、ロートレックがモンマルトル、ミュシャがモンパルナスと隔たりながら、二人共超売れっ子だったという面白い時代。

二人とも女優やビール、香水、ムーランルージュやキャバレーなどのポスター絵や等をとても沢山書いている。
どちらも素晴らしい 普通の絵画とはまた別の世界 
 ロートレックの大胆さとミュシャの緻密さ。
 これはもっとフランクに楽しく、一点づつじっくり楽しんでいく。 

ところが、この展覧会は、ここも驚くほどの作品数。
 圧倒されて一度ゆっくり観ただけで、閉館間近になってしまい、ゆっくり繰り返し見られなく閉館 フラストレーションだ。

何はともあれ、またいい勉強をさせていただきました。

 どちらもすごいが、 ロートレックを観ると 何故かいつもビールやお酒が飲みたくなる。
 ロートレックの絵やポスターはレストランや居酒屋に貼ってあってこそ、更に良さが出てくるものと思うが、美術館ではちょっと可愛そう。
 僕が初めてロートレックの絵を見たのは、1966年に銀座ソニービル地下3階に日本初の本物フレンチレストランとして、料理もサービスも雰囲気もパリそのまま という三つ星レストラン『マキシム・ド・パリ』がオープンしたその年。
 
オートクチュールデザイナーの叔母の案内で両親と共に5名で『マキシム・ド・パリ』へ。

 カジュアルでもきちんとブレザーとネクタイ着用じゃないと入れない。
 レストランとはいうが、まだ15歳だった私には、多くの日本人同様こんなにも絢爛豪華なレストランは見たことがない凄い場所。

 鳥取から父の展示会に付いて来た田舎者の小僧には驚愕の店でした。

そこには 豪華な調度品 大きな鏡 ロートレックの大きなムーランルージュやその他のポスター絵が数点 本店と同じ様に飾られていた。

豪華な個室に案内され、そこにはメートル・ド・テルや部屋付きのサービススタッフが3名も。
5名の客なのに3名も

席につき

 れい坊は未成年だから一杯だけねっと叔母の声

シャンパーニュを

(れい坊とは私の幼名「れい(漢字は日編に令)の事です)

(僕は15歳少し前から親に内緒でじぶんでカクテルを作ったりしてお酒を飲んでいましたけどね😅)

 料理は懐石料理のように少しづつ出す現代のヌーベルキュイジーヌはまだ存在しない時代であり、
フランス本国と同じ宮廷料理に起源を持つ伝統的な正統派高級料理(オートキュイジーヌ)の特別豪華な料理でした。

緊張して食事をいただきながら

高級料理にロートレックのポスター絵

 ちょっと 面白いね

宮廷料理に庶民派ロートレック

パリのエスプリだね
などと 15歳のガキが偉そうに思った。

それ以降 フランス料理を食べるとロートレックを想い
ロートレックを思うとワインやビールを思い浮かべてしまいます。

その後 何回もマキシムへ行きましたが、ロートレック無しにマキシムは語れなくなりました。(マキシムの写真も載せてみました)

今回も 良い展覧会でした。

 この後は余韻を残したまま
  最高のフレンチディナーをいただきに参りましょう。

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この展覧会は1月9日迄行っていますから、皆様もどうぞロートレックとミュシャを堪能してください

中之島美術館
ロートレックとミュシャ パリ時代の10年
2022.10.15 – 2023.01.09
大阪府大阪市北区中之島4丁目3−1