もう本棚のどこにも、新しい本を置くスペースはないのですが……。
着実に、新しい本は増えております。
きゃああああああああ~~~、ごめんなさ~~~い
今日ご紹介するのは、台湾のジャーナリストが書かれた、
現代のクラシックピアニストへのインタビュー本。
原語の中国語版では、全三巻。
日本語だと、4~5巻になる予定で、現在、3巻まで出ています。
わたしが買った時には、1、2巻が出ていましたが、
迷って、先に2巻を買いました。
お値段が張るので、まずは一冊にして内容を見たかったのと、
それなら、大好きなツイメルマンの載っている2巻の方がいいな、と思ったから。
これ、面白いです。
いつものように、超スピードで読むにはもったいなくて、
じっくり読んでいるため、
まだ、ツイメルマンと次のシャーンドルしか読んでいませんが、
とにかく面白い。
著者がイギリスの大学で音楽学を学んだことや、
世界に飛んでいく行動力とフットワークの軽さ、
音楽が好き、との思いから、
かなり突っ込んだ、そして、温かいインタビュー集となっている気がします。
ツイメルマンの子供時代。
父親とその仲間が仕事の後に楽しむ自宅での練習が待ち遠しく、
その時間をいまかいまかと待つ、話。
最年少で優勝したショパンコンクールのこと。
自分であれこれ工夫しながら直した、ピアノのこと……。
作曲家、ルトスワフスキとの、温かく誠実な交友。
うん。
このインタビュー集からは、
ピアノや音楽に対する、そのピアニストの愛が溢れてくる……。
そんな心地よさに溢れています。
(まだ少ししか読んでいないですけど……)
読み進むにつれて、
自分がピアノ弾きで、ピアノを教える仕事にあることが、
たまらなく幸せに思えてくる……。
そんな本です
ピアノが好きな方。
ぜひ、ご一読を
わたしも、既刊の2冊を注文したところです
<<ツイメルマンについては、こちらもどうぞ>>
他にも、ショパンのバラード集や、
バイオリンのクレーメルとのデュオ演奏会の感想なども書いたはずなのですが、
記事が見つかりませんでした
そのことについては、またいつか語りたいと思います