ある友人との話から、こんなことを思いました。
「わたしね、姑のこと苦手なんだ。
でもね、姑は、あ~~~だこ~~~だと、しょっちゅう話しかけてくるの。
わたしは別に話したくないのよ。
もうね、ほっといてって思うんだけど……」
友人は明るくて、とっても人付き合いのいい人。
誰とでも話を合わせることが出来て、
いつも、人の話に、うんうんと全力で頷いてる……。
あれれれれれ
「あなた、もしかして、
お姑さんにも同じように、きらきらのお目めで、
うんうん頷きながら話を聞いているんじゃない」
果たして、そうでした。
「だって、一生懸命に聞いていないと、悪いでしょ」
そりゃあ、お姑さん、喜んで話しますわよね
だって、きらきらの目で、絶えず相槌しながら聞いてくれるんですもの。
そのお嫁さんが、まさか、自分の相手をしたくないなんて……。
興味のないときは、ないように返事すれば良いのです
「愛想のない子ね」
と思うのは、あちらの勝手です。
というか。
あなたのその態度が、お姑さんの勘違いを引き起こしているのです。
この嫁は、わたしの話を面白がってくれる
この間は、あの話で喜んでくれたから、
今日もこの話をしてみよう。
きっと喜んでくれるわ
……もしかしたら、お姑さんは、
そんな風に思っているのかもしれません。
嫌われたくなくて、全部に愛想のいい対応をしていて、
それで相手との距離感が苦しくなるのなら、
自分の対応を変えたらどうでしょう。
お姑さんだけではありません。
こういう悩みを持った方は、
大抵、どんな関係でも、同様の悩みを持っているものです。
嫌われないがために、ついつい、自分が興味のない話でも、
目をきらきらさせて前のめり(風)に聞いてしまう……。
アドラー心理学でベストセラーになった本の、
「嫌われる勇気」までいかなくても、
「自分の意見は言って良いし、表していいの」です
じゃないと、相手も、あなたの好みがわかりませんよね
本心を言わなくても、気づいて欲しい。
それを全ての人に求めるのは、少し難しいかもしれませんね
例えば、あなたの好きな春の花を聞かれたとして。
自分が、桜や菜の花より、沈丁花が好きだとしたら、
「わたしは沈丁花が好き」
そう言って、良いのです
な~~~~んてね。
これはわたしの実体験からのアドバイスでもあります
そして。
わたしは、「嫌われる勇気」は、読みましたが、
あまり好きではありません