本日WEBニュースと私が購読しているメールマガジンで「中国の歯磨き粉に致死量の毒物」という衝撃的なニュースがありました。
それによると、パナマで中国産練り歯磨きから致死量のジエチレングリコールが発見され、米国食品医薬品局が本格的な調査に乗り出したとのこと。
問題視されているのは、製造元である江蘇省にある会社がジエチレングリコールの使用を認めつつも、合法的なもので安全だと主張していること。
ジエチレングリコールというこの聞きなれない原料は、甘味料、保湿剤として使われることがあるが、腎臓や中枢神経に悪影響があり、過去において多くの死亡事故が発生している代物で、最近も中国企業が輸出した咳止め薬が原因で数百名の死傷者が出たばかりだそう。
ただ、中国ではこの原料を規制する法律が存在せず、使用は企業の判断に任されているとのこと。
合法とはいえ、過去においてそのような被害の事実がありながらも生産を続ける企業のモラルが問われる事件だと思います。
この原料が使われる理由はやはり価格が安価であることで、低価格が好まれる中国においてはこの原料使用を中止するのは難しいらしいのですが、WTOに加盟した中国がこのようなことを放っておけば国際的な非難はけられないと思います。
この事件は私にとって2つのショックがあります。
一つ目は、私は中国が好きなので、どちらかというと中国の良い面を見ようとしていて、最近も中国製製品が、安かろう悪かろうではなくて、安くて高品質という見方が出てきていることを歓迎していたこともあり、とても残念に思います。
以前の『hirog』(made in china)
参照。
二つ目は、実は、この私が中国では中国製歯磨き粉を使っていたのです。
もしそれにこの原料が含まれているとしたら(次回中国出張の際に確認しますが)、かなりショッキングです。
いずれにせよ、これを機に次回からは空港で日本製歯磨き粉を持参しようと思います。
中国では、高所得者層が、高額の健康食品や自然食品を好んで買う傾向があるのですが、「健康を金で買う」時代は当面続くかも知れません。
中国政府は、是非至急対策を施して欲しいと思います。
