明けましておめでとうございます。
元日から大きな地震や航空機事故など
大変な事が起こってしまって
新年の浮かれた気持ちも吹っ飛んでしまいました。
被災された方々、事故に合われた方々に
心よりお見舞い申し上げます。
…というわけで中山金杯です。
競馬なんてとてもやっている場合ではない方々が
たくさんいらっしゃる中で気が引けるのですが、
やはり「一年の計は金杯にあり」という事で、
粛々と記事を書かせて頂こうと思います。
まず今年の金杯は、1/5ではなく1/6開催となっています。
これは07・18年に続いて【中山金杯】に改称された
96年以降では3回目となります。
(因みに09年は唯一【東西金杯が別日開催】の年です)
早速07・18年を見てみましょう。
【トップハンデ】
07年アサカディフィート(セン9/57.5k) 当日10人気/2着
ヴィータローザ(牡7/57.5k) 当日13人気/10着
18年マイネルミラノ(牡8/57k) 当日12人気/11着
【1着馬】
07年シャドウゲイト(牡5/53k) 当日3人気
18年セダブリランテス(牡4/55k) 当日1人気
【2着馬】
07年アサカディフィート(セン9/57.5k) 当日10人気
18年ウインブライト(牡4/56k) 当日2人気
各々の戦績を書き連ねるとキリがありませんので、
そこは皆さんで個々にご確認ください。
簡単に見渡してみますと…
・トップハンデ馬は1着していない。
・1着馬は【条件戦1着歴】所持
・2着馬は【2000mOP・GⅢ1着歴】所持
といった感じです。
また07年は【古馬重賞初出走馬→中山金杯既勝馬】
18年は【3歳GⅢ1着馬→3歳GⅡ・古馬GⅢ1着馬】
という決着構造で、18年は【1・2人気決着】でもあります。
今年はトップハンデ馬(58.5k)が2頭出走していますので、
18年よりも07年の方に近いのではないかと考えています。
1着候補の【条件出走馬】は
リカンカブール・ボーンディスウェイ・マイネルクリソーラが候補。
07年シャドウゲイトが【古馬重賞初出走】ならば
中でもボーンとマイネルが良さそうです。
より戦歴的に似ているのはクラシック出走歴があるボーンの方でしょうか。
2着候補は【2000mOP・GⅢ1着歴】ですので、
1番人気想定のエピファニー、GⅡですがゴールデンハインドの2頭が該当。
あとは07年アサカディフィートの【前年出走歴+トップハンデ】から、
マテンロウレオにも可能性がありそうです。
次に昨年と同様に【1番人気馬&トップハンデ馬】からの視点で見てみましょう。
まず今のところエピファニー(牡5)が想定1番人気。
次いでマテンロウレオ(牡5)、マイネルクリソーラ(牡5)と5歳馬が続いています。
これは非常に有難いです。
という事でまず【1番人気馬=5歳以上】で分類。
更にトップハンデ馬が【2頭】と【複数出走】しています。
該当年は97・00・07・09・24年となります。
これをトップハンデ馬に【前年金杯1着馬+秋天出走歴】という
戦歴馬がいるかいないか、で分類してみました。
97年ベストタイアップ(牡5) 前年1着+秋天6着→中山金杯1着
09年アドマイヤフジ(牡7) 前年1着+秋天11着→中山金杯1着
今年は該当馬がいませんので、00・07年側だと推測します。
【1着馬】
00年ジョービッグバン(牡5/53k) 当日4人気
07年シャドウゲイト(牡5/53k) 当日3人気
【2着馬】
00年ミスズシャルダン(牡5/56k) 当日2人気
07年アサカディフィート(セン9/57.5k) 当日10人気
こちらの視点からも07年が浮上してきました。
1着馬は【5歳/53k/条件戦1着歴】という共通点が見られます。
1/6からの視点で浮上したリカン・ボーン・マイネルはすべて5歳馬。
やはりこの3頭が有力候補だと考えられます。
一方で2着馬も【芝2000m1着歴】所持を共有しています。
1/6の場合は【OP以上】でしたがミスズシャルダンは【条件戦】です。
といっても【条件戦2000m1着歴】所持馬は1着候補でもある5歳馬3頭のみの該当。
あとは1/6の時同様に、エピファニーとゴールデンハインドが候補です。
以上、今のところは上記のように考えています。
因みに京都金杯もほぼ同じような視点で考えています。
明日、実際の1番人気馬の動向を見た後で、
時間があるようでしたら記事をアップしたいと思っています。
それでは皆さま、改めて本年も何卒宜しくお願い致します。