昨日の回顧だけですと、

2着馬=ナミュールの説明があやふやでしたので、

少しだけ補足させて頂きます。

 

サンプル年度の特定という分かり易い回顧ではなく、

いつもの過去年度の分類で申し訳ないのですが…

 

【マイルCS1着馬=前年安田記念敗退歴所持】

かつ

【当日1人気馬=5歳以上】

という分類になります。

 

該当年は97・07・13・23・24年

 

さらに該当年を【高松宮記念出走歴】で細分化。

 

【高松宮記念出走歴○】=07・13年

【高松宮記念出走歴×】=97・23・24年

 

ということで後者の安田記念を見てみますと…

 

【1着馬】

97年(外)タイキブリザード [外]ブリーダーズC⑬/京王杯SC①

23年ソングライン [外]1351ターフS⑩/ヴィクトリアM①

24年[外]ロマンチックウォリアー [外]ターンブル④/[外]QEⅡC①

 

[外]重賞敗退歴+前走重賞1着歴の馬…ですかね。

 

97年(外)タイキブリザードが当年GⅠ未勝利ですが、

ソングラインは前年安田記念1着馬ですので、

【当年GⅠ複数勝利】という面からは

97年より23年により近いと言えると思います。

 

【2着馬】

97年ジェニュイン 皐月賞①/マイルCS①

23年セリフォス 朝日杯FS②(1人気)/マイルCS①

24年ナミュール 阪神JF④(1人気)/秋華賞②/マイルCS①

 

世代限定GⅠ連対歴と前年マイルCS1着歴を所持。

 

明らかに1着馬より2着馬の方に

オペレーションの意思を感じてしまいますよね(^^;

 

そして2着馬も【2歳1600mGⅠ1人気歴】から

97年より23年により近いと言って良いかと思います。

 

【3着馬】

97年(外)スピードワールド(牡3) 京成杯①(1人気)/クロッカスS①(1人気)

23年(外)シュネルマイスター マイラーズC①(1人気)

24年ソウルラッシュ マイラーズC①(1人気)

 

前走OP以上1600m1番人気1着歴馬。

 

(外)スピードワールドの時代は、

まだ京成杯が1600mGⅢでしたので、

春季1600m重賞1番人気1着歴…でも大丈夫ですね。

 

そして3着馬も一目瞭然で、

97年より23年に近いですよね?

 

以上、結果的に今年の安田記念は

連対馬の戦歴的な側面だけを考えた場合、

【昨年の再現】をしただけ…と言えるかと思います(^^;

 

ただ問題は回顧で浮上した85年と一緒で、

【どの条件をもって昨年と今年が同じ条件】

と結論付けるか、だと思います。

 

23年=18頭立て/外国馬0頭/3歳馬2頭

24年=18頭立て/外国馬2頭/3歳馬0頭

 

出馬構成だけで同じだと考えるのは

非常に難しいと思います。

 

ここからは完全に余談なうえ、

興味がない方には苦痛でしかないと思いますので、

点線の下まで読み飛ばしてください<(_ _)>

 

私の【分類】とは数学にたとえるなら、

【集合・命題】に近いです。

 

皆さんも中学だったか高校だったかでやった

【必要条件】【十分条件】…とかいうやつです。

 

(あくまで私見では、ですが)

今年の安田記念に沿って言うならば、

前述の該当年を導くためには…

 

【必要条件】=【マイルCS1着馬=前年安田記念敗退歴所持】

【十分条件】=【当日1人気馬=5歳以上】かつ【高松宮記念出走歴】

 

という感じです。

 

もし【必要十分条件】を求めるとしたら、

それは私も皆さんも求めてやまない、

【絶対連対許可証】なのだと思います。

 

ですがこれを見出すまで馬券を買わなったら、

下手をすると一生馬券参加出来ない可能性が高いので、

【必要条件】と【十分条件】でなんとか戦っています。

 

これ、皆さんが思っているより結構シビアなんですよ(^^;

 

だって各条件のどれが【必要条件】で

どれが【十分条件】なのか定かではないので、

組み合わせを擦り合わせて検証するだけでも、

非常に手間が掛かるのです。

 

【必要条件】>【十分条件】という

集合のルールがあります故、

上記の条件を入れ替えただけで、

微妙に該当年が変わってきますから。

 

…という長々とした言い訳でした。

 

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さて、次は【宝塚記念】ですね。

 

ディープインパクト以来の【京都開催】ですが、

果たして【京都開催】という条件が

【必要条件】なのかどうか?

これからゆっくり考察してみることにします。

 

そういえば宝塚記念に登録があった

[外]ロマンチックウォリアーと

[外]ヴォイッジバブルはともに回避らしいですね。

 

【安田記念1着/1人気】を

宝塚記念に外国馬が持ち込むのは

非常に難しい命題ですが、

考察のし甲斐があって楽しみだったので残念です。

 

…と、その前に【東京ダービー】がありますね!

 

3冠第1弾=羽田盃を1番人気で快勝した

アマンテビアンコが回避し、

一方で日本ダービーを回避した

サトノエピックが出走するという

非常に面白そうな出走構成になりました。

 

前哨戦のうち、トライアル競争の1番人気馬が

【東京湾カップ】1人気=シシュフォス

しか出走していないという変則構成な点も気になります。

 

いつもは地方競馬は参戦しないのですが、

今回はちょっと遊びで参加してみようかと思います。

 

時間があったら少し見解を書きますので、

皆さんご一緒に楽しみましょう~♪