しっかり者で、ちゃきちゃきの妹、千紘と、
のんびり屋で、書物を読んでいれば幸せな、手習い
師匠の兄、勇実、そして、隣の県道道場の
息子、龍治、この三人のわちゃわちゃとした
青春物語、といったところか。

兄の性格を受け入れてはいるが、「もっと、しっかりして」
と、お尻を叩く千紘の、少々、押しつけがましいところが、
気にはなるが、物語における役割なんだろう。

後半、勇実をお役目に引き込もうとする尾花が
登場したあたりから、きな臭くなってきて、
俄然、面白みもましてきた。