思い立って、「本所深川ふしぎ草紙」から始まる、茂七の物語、

政五郎、平四郎へと続く、あのシリーズ、

そして、新しい「きたきた」へと読み返している。

 

この一連は、何度読んでも、面白い。

読めば読むほど、いい味がしてくる。

 

ぼんくらも、日暮らしも、おまえさんも、

主人公は誰かと問うても、一人ではない。

 

この物語に関わるすべての登場人物が、主人公なのだ。

 

レギュラーの、平四郎や、弓之助、政五郎、お徳はもちろん、

みすず、黒豆、おくめ、宗一郎、弓之助の兄の淳三郎などなど、

気になって仕方がない人物はまだまだいる。

 

それに、弓之助が平四郎の養子にならなかったいきさつや、

おとく屋のその後など、おまえさん以降、きたきたに至るまでの、

「その後の」物語が知りたい、とっても知りたい、ぜひとも知りたい。