明るい、ちゃきちゃきの女の子、お紺が主人公。
八丁堀の町医者の娘だが、
大酒飲みで捕物好きという、面白いキャラ設定だ。
それもそのはず、祖父が「斬られ権左」と呼ばれた名岡っ引きで、
その血を引いたらしい。
少々、お節介やきのところはあるが、
持ち前の元気さで、事件に首を突っ込んで、解決していく。
こんな主人公は、好き嫌いがわかれそうだが、
個人的には、嫌うほどでもない。
女の子の活躍、というより、
人情噺といった方がいいかも。
三人の兄妹仲はよく、家族や周りにも、
嫌味な人間はいないため、
安心して、さくっと読めるのが嬉しい。