あいあい坂」を読む。
まっすぐで一生懸命な女の子が主人公の作品を立て続けに読んでいる。
現代ものだと、若い女の子の危うさや、独りよがりが
たまに、鼻につくこともあるが、
時代小説では、あまりそういう経験がない。
だいたいが、一途でひたむきな感じが、こちらにスッと
入ってくるのだろう。
この作品の主人公、結寿(ゆず)は、武家の娘なので、
前に読んだ「なでしこ」のお紺と年は同じでも、
それほどの出しゃばりでもなく、落ち着いた感じを受ける。
火盗改の家の娘と、町奉行所同心との恋もあり、
(江戸版ロミオとジュリエット?)
捕物もあり、ザッツ時代劇といったところで、
こちらも、サクッと読める。
結寿と同心、妻木との恋の行く末がどうなることやら…。