今村翔吾さんの「イクサガミ 天」を読む。
明治十一年。
まだまだ、世の中の乱れは収まらず、不穏な風が吹き荒れている。
時代背景としては、「るろうに剣心」に近いか。
「腕に自慢のある者に、大金をつかみ取る機会を与える」という広告が、
全国にまかれた。
京都の天龍寺を起点として東京まで、参加者が木札を奪い合い(殺し合い)ながら
東京を目指すというデスゲーム。
主人公、愁二郎も、大金を掴むため、このゲームに参加する。
その場で目を引かれた少女、双葉を助けながら、
闘いを繰り広げる。
ただ、愁二郎には、このゲームに参加する理由が他にあった。
このゲームを仕掛けているのは誰か。目的は何か。
京都から東京まで、木札を奪いながら進むデスゲーム、
次から次へと現れる剣客たち。
そして、技の数々。
剣客たちとの死闘や、繰り出される技の数々、
こう見ると、この作家さんの別のシリーズ、「くらまし屋」が
頭に浮かぶが、さらにエンタメが加速している。
三部作で、二作目「地」まで出ているが、
殆どの読者は、早く、早く、結末を…、と切望していることだろう。