わたくし、めったにゲイノー人さんの引退や結婚報道には滅多に心を動かされませんが、
この人だけは別格でしたので、
書かせて下さい〜![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
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小室哲哉【引退会見全文1】引退発表から妻の介護、自身の治療について
https://news.walkerplus.com/article/134574/
小室哲哉【引退会見全文2】音楽制作への葛藤と引退を決意するまで
https://news.walkerplus.com/article/134692/
小室哲哉【引退会見全文3】「なぜ活動休止ではないのか」ほか記者との質疑応答
https://news.walkerplus.com/article/134695/
小室哲哉【引退会見全文4】「今後の日本の音楽シーンに向けて」ほか質疑応答と小室哲哉からのメッセージ
https://news.walkerplus.com/article/134696/
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わたしが小室さん(=テッちゃん)の音楽にハマったのは、
わたしと同世代の方にもファンが多かったであろう、
TMネットワークがTMNへとなまえを変えたころでした。
当時中学三年生だったわたしは、
はじめて音楽のライブに行きました。
恋したのはヴォーカルの宇都宮隆さん(ウツ)でしたし、
初めて好きになったおじさんは木根尚登でしたが、
「生き神様って、この人のことだ!」と思ったのは小室テッちゃんでした。
彼が1ライブにつき一台は文字通り破壊していたEOSというキーボードに憧れて、
高校生になると軽音部でキーボードとドラムをやりはじめました。(コピーしてたのはユニコーンでしたが・笑)
テッちゃんの手がけた全てのTMのアルバムはもちろん、
テッちゃんのソロアルバムも聴きまくり、
こんなに声が歌手向けじゃないのに、歌唱力もこんなもんで、
こんなに堂々とアルバムが出せるなんて超すごい!!やっぱ神だわ…!!!しかも英語ペラペラだしカッコいい!!
とますます心酔していきました。笑
(こんなこと言ってますが本当に大好きでした。)
わたしの学生時代とテッちゃんの黄金期はガッツリ重なっていまして、
当時のテッちゃんの激しすぎる女関係報道を聞きながら、
「神は男としてはろくでなしだけど、でもやっぱりすごいなー」
なんて、ずーっと尊敬していました。笑
あれから大人になるにつれ、
あまり邦楽も聴かなくなってはいましたが、
KEIKOの病気のことや、
2009年の犯罪報道などを聞いたときには、
やはり心が痛みました。
そして、今回の引退報道については、
なんかもうまともに受け止められたかったというか、
まずスルーしてみました。苦笑
神が、神の座を降りるなんて、
そんな姿を見たくなかったんです。
でも、上記リンク先を読んでみました。
わたし、泣きました。
なんで涙が出てくるのかといったら、
感謝の涙でした。
天才でいてくれてありがとう、
神でいてくれてありがとう、
熱狂させてくれてありがとう。
わたし、今でもTMネットワークもTMNも、
いつだって歌えます。
いつだって、子供の頃みたいに、
すごくワクワクしながらノリノリになれます。
globeだって安室ちゃんだって朋ちゃんだって、
あとなんですか、TRFとか篠原涼子とか、
あ、鈴木亜美ちゃんはちょっと自信ないですけど・笑、
どれもこれも、
いつでもわたしの脳がとても喜ぶような、
心の栄養でした。
そういえば、
わたしの特技は「ひとりglobe」でした。笑
そして、テッちゃんの音楽を通して、
言葉以上の友情を確認したお友達も沢山いました。
青春そのものでした。
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だからと言って、
今のテッちゃんの姿が嫌かというと、
実は全然嫌でもありませんでした。
テッちゃんがもう還暦だなんて本当にびっくりしましたけど、
テッちゃんの語る一つ一つの言葉は変わらず洗練されていて、
何ひとつ偽りのない、
美しいテッちゃんの世界に触れさせてもらったように思いました。
なんだかわかりませんが、
とにかく感謝したいと思いました。
わたしにとって、
テッちゃんはやっぱり偽りざる「神」のままでした。
正直なところ、介護問題については、
今のわたしにはまだ、
わからないことがたくさんあります。
だけど、
テッちゃんがKEIKOと今でも仲良くしていることを知り、
ホッとしてしまいました。
テッちゃんの愛した音楽は、
わたしをとても幸せにしてくれました。
わたしがテッちゃんを幸せにするためにしてあげることが何も思いつかないことが本当に歯がゆいですし、
そんなことを思うこと自体がおこがましいですが、
本当に本当にありがとうございました。
テッちゃんがこれまで生み出した音楽も、
これからまた生み出していくかもしれない音楽にも、
心からの愛と感謝を込めて
小原 綾子