魂のミュージックセラピスト
飯田 夏代です。
"聴くだけ" ”見るだけ”で
あなたの脳を守る音楽と絵画で
『あなたの魂に還る』をサポートしています。
シリーズ「私を知る旅」
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今日は、、、
私を知る旅 #43
自由自治の大学へ
大学は京都を選びました。
写真を学びたい、
芸術論を学びたい、
と、いろいろ迷ったのですが、、、
全国の大学案内を
パラパラとめくっていて、
パッと目に飛び込んできた
写真がありました。
自由自治を謳った大学。
校歌もなければ、
校旗もないし、
校訓もない。
壁もないから
誰でも自由に入れる。
すべては自由。
自分で責任を取れる大人になろう。
それが
その大学の唯一のルールでした。
もちろん、
当時はその意味の
深さ、重さが分かっていませんでした。
でも、いま思うと、
自分がそういうルールに
とても惹かれていたというのが
よく分かります。
京都精華大学というところです。
有名なのは美術学部で、
マンガ学科があったりと
美術系は幅広かったです。
私はそこで
ジェンダーを学ぶことにしました。
女性学で有名な先生もいたからです。
東京からわざわざ
京都に行くなんて。。。
特に父からは反対されました。
父からは、
「女は学問をしなくて良い。
だから短大で良い。」
とハッキリと言われました。
あれ？
中学受験で慶應に受かったら
1億円あげる。
の人ですけれど。
人って気分によって
言うことは変わりますね。
今どき、
「女は学問なんてしなくていい。」
だなんて、
ダサすぎる。
私は京都の大学に行きたかったので、
とにかく突破口を探しました。
「でも、
もう受験を申し込んでしまったから、
キャンセルなんてできない」
という、
訳のわからない言い訳をします。
そしてなぜか、父も
「そうか。それなら仕方ないね。」
と引き下がりました。
で、受からなきゃ話になりません。
がんばりました。
合格を知ったのは、
なぜか高校の先生から。
母が学校に連絡したのでしょう。
ある日、
先生から呼び出されて
「飯田さん。
合格おめでとう。
とっても良い成績で受かったのよ。」
と。
なぜ順位まで言われたのか
分かりませんけれど、
学校の先生というのは
順位なども気にするのですね。
さて、
初めてのひとり暮らしです。
大学が斡旋してくれる
アパートも見に行ったのですが、、、
結局は、
両親がマンションを
買ってくれることになりました。
どちらかというと、
京都で一番のビジネス街にある
かなり立派なマンションでした。
もちろんワンルームではありません。
エントランスは総大理石、
２DKで、
18歳の大学生にしては
立派すぎるマンションでした。
けれど、、、
周りの友達は
学生街にある学生らしいアパート。
大家さんの家に下宿して、
皆で共同生活のような生活をする人もいて、
いつも賑やかで、
そこで食べるご飯が美味しかった。
けれど、
家に帰ると一人。
近所には誰もいません。
だから、友人たちが
ものすごく羨ましかったです。
一度、母に電話をして、
「このマンションを出て、
皆と同じアパートに住みたい」
と言ったこともあります。
ないものねだりの女の子でした。
大学に入ってから、
始めの半年くらいは、
毎日のように先輩たちと
飲みに行って、
そして誰かのアパートで朝まで遊ぶ。
そんな日々でした。
とても自由な大学に入って、
自由な生活を手に入れました。
それなのに、、、
アトピーが大爆発して、
家から出られないくらいになるのです。
に続く…
あなたが、魂のままに
過ごせますように。
今日もありがとうございます☆
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