本当のハーモニー（調和）を、歌で実現させる

魂のミュージックセラピスト

飯田夏代です。

"聴くだけ" ”見るだけ”で

あなたの脳を守る音楽と絵画で

『あなたの魂に還る』をサポートしています。

前回は、
いま自分は何を感じているか？
を自分の言葉で表現する人たちが集まると、
ハーモニーが生まれる。

ということについてでした。
（→こちら）

そんな人たちが集まって
一緒に合唱曲を歌った時、
ハーモニーが生まれるんです。

もうお気づきの方も多いと思いますが、

『星の湖』では
ソプラノ、アルトといった
パートに分かれて歌っていないんです。

いわゆる合唱曲では、
パートを分けることで
ハーモニーを作っているんですが、、、

FOAJEONの合唱曲では
いわゆる『ユニゾン』という
皆が主旋律を歌うスタイルです。

実はそれが
一番のハーモニーを
生み出すからなんです。

私が今までに経験した
パートに分けた合唱だと、、、

ソプラノだったら、
その決められた音符の通りに
声を出さないといけない。

という感じでした。

また、
他のパートとのバランスがあるので、
「アルトが足りないから、
ソプラノからアルトに回って」
というのもあったりしました。

わ、私って数合わせ？
という寂しさも、、、
ちょっとだけ感じますね。

となると、、、

ソプラノという枠、
またはアルトという枠に、

ハマってくださーい！

楽譜通りにお願いしますね。

という歌になるんです。

そこには、
自分の個性が必要なかった。。。

これは、社会に例えると、、、

パソコンはこれくらいできる人で、
事務の経験が3年あって、
電話対応ができる人、

といった枠に、

どうやって自分が対応できるか？

という

誰かが決めた枠に
自分をはめる生き方に似てるな

って感じました。

もちろん、
一般の合唱が悪いわけではないですよ！
批判しているわけでもありません。

私も以前は
それが普通だと思っていました。

けれど、
FOAJEONの合唱曲に出会って、

あなたがやることは、
あなたの種を咲かせること。

もう「誰か」になろうとしなくて良い。

この場では、
どんな自分でも良いから、
「自分」になることだけを考えなさい。

だから、
「自分の声」で歌いなさい。

と教わったんです。

衝撃でした。。。

価値観がひっくり返りました。

そのため、

FOAJEONの合唱曲では、

主旋律はあるけれど、、、

それにハマることを
ゴールとしていないんですね。

自分の声で歌う。

もちろん主旋律どおりに歌っても良いし、
ハモっても良いし、
違うタイミングで歌っても良い、

自由なんです。

自分らしさで歌う、
自分の声で歌う、
自分の魂からメッセージする、

これが前提なら、

ひとり一人の歌が違うのは、
当然のことです。

背の高さが違うように、
肌の色が違うように、

声の高さも、太さも違う。
歌で伝えたいことも違う。

だから、

それぞれの歌が違うのが、自然なんです。

自然界の調和って、

全部が違っていて、
互いに助け合ったりしているから、
調和していますよね？

食物連鎖とかもそうですし。

だったら、

人間世界のハーモニーも、
それぞれの違いがあって、
ハーモニーが完成します。

人種の違い、、、
身体の特徴の違い、、、
心の個性の違い、、、

背が高い人も低い人も、
肌が白い人も黒い人も、
目が見える人も見えない人も、
自分の足で歩ける人も困難な人も、
出しゃばりさんも引っ込み思案さんも、

みんないるから、
ひとつの世界になっている。

じゃあ、

歌もそうあるべきなんじゃないの？

ということです。

それぞれの個を重んじる、
個性をいかして歌う。

それがハーモニーになる。

それがFOAJEONの合唱曲です。

なので、、、

楽譜はありません！

歌詞しかありません。

楽譜よりも
自分の耳で感じたように歌うことが
大切だからです。

だから、

楽譜が読めなくても、

歌詞が読めて、
音楽が聴こえるなら、
歌えます。

そして、、、

合唱曲も
もちろんFOAJEONサウンド。

FOAJEONサウンドを
脳から浴びながら、

自分の心を開放して歌う。

ゴールは、