野菜(大根・里芋)の保存作業です。 | のうえん!

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自己流で野菜作りを楽しんでいます。

 大根と里芋(種芋用)の冬場の保存作業をしました。



2022.12.03撮影
毎年、この時期になるとニンジン、大根、里芋等の根物野菜を土に埋めて保存します。
昨年は、ゴボウを掘った穴に保存しました。土を掘るのが大変なので、冬場に野菜を保存する場所は、例年だいたい決まって同じ場所にしています。
今年は、タマネギの苗床として使った場所で、ここも以前保存していた場所です。


(保管場所)
 
保存する野菜を収穫する前に、タマネギの苗床に使っていたこの場所の枠を利用して、スコップ一つ分の深さの穴を掘りました。
穴の大きさは、長さ1㍍、横60㌢、深さ40㌢前後で穴を掘りました。


2022.12.04撮影
(上.京芋の追熟場所、左下.取り出した京芋、右下.取り出したセレベス)
保存する穴を掘った翌日(4日)は、大根を収穫し、里芋と共に保存作業をしました。
先ずは、種芋用の京芋とセレベスを準備しました。
写真上:京芋は、追熟のため先月12日に土に埋め戻しました。今回は、同時に埋めた種芋用のセレベスと合わせて掘り出します。
写真左下:追熟中の京芋のうち、2株を種芋用に取り出しました。残りは、だいぶ追熟が進んでいるので、このまま順次掘り出して食べます。
写真右下:セレベスは、種芋用に仮埋めしていました。今回は、京芋の種芋と一緒に保存するために掘り出しました。


(保存する大根と種芋用の里芋)
 
午後から保存作業を行います。
午前中に収穫した「おでん大根」25本あまりと種芋用の京芋、セレベスです。
大根は葉を切り落として、午後まで切り口を日光に当てて乾かしておきます。


(左上.大根と里芋のセット、右上.藁の換気口、左下.防寒用の藁、右下.覆土)
良いか悪いかは分かりませんが、私の保存方法です。
写真左上:保存用の穴に、大根と里芋をセットします。
写真右上:稲藁が無くなってしまい、今回は麦藁を使用しました。四隅にその藁を先が外に出るように置きます。これは換気口としての役割です。
写真左下:換気口の藁をセットしたら、防寒用に藁を穴全体に敷きます。
写真右下:換気用の藁が塞がらないように、しっかり土を掛けます。


(防水処置)
土を掛けた上に、ビニール(肥料の袋)を被せて防水対策を行います。この時、水か染み込まないようにビニールは土盛よりやや広めにして、また換気用の藁が隠れるようにします。最後に風でビニールが飛ばされないように重石や鉄棒、留め具などで押さえます。
これで、保存作業は完了です。必要に応じて掘り出して食べます。2月一杯は、これで十分です。その後は芽が出たり、腐ったりするので、様子をみながら処分します。