10月17日
7時30分
六十六番札所 巨鼇山（きょごうさん）
千手院 雲辺寺到着
ロープウェーは使わず
車で来ました
車のルートをミスりまして
大変な国道(酷道)で、
グーグルの予定時間より
大幅に遅れましたが
なんとか7時30分に到着できました
標高911ｍなので眺めも良し
雲辺寺は香川の最初の札所ですが
徳島県との県境にあり
実は住所は徳島県です
仁王門
讃岐香川『涅槃の道場』最初の札所で
関所寺となります
順番は違っちゃいましたが・・・💦
仁王像
四国霊場最高峰だそう
お大師様は佐伯真魚時代の16歳の時、
善通寺の建築材を探すため
最初に入山する
このとき山の霊気を感じて御堂を
建てたのが寺の始まり
34歳の時修行のため訪れ、
秘密灌頂の修法を行ったそう
45歳の時、嵯峨天皇の勅願で
三度目の入山をし、
本尊を彫って四国霊場と定めた
その後は四国の僧侶が学問修行のため集う
『四国高野』として栄えた
『雲辺寺裏山問答』
長宗我部元親は天正年間に
この地に陣して雲辺寺を参拝した
雲辺寺の裏山から眼下を望んで
四国制覇を目指したものの、それを
当時の住職俊崇に
『あなたの器では土佐一国で十分』と
戒められたエピソードがあるそうです
手水舎
鐘楼
一言観音
サヌカイトはまたの名を讃岐石
坂出市が産地として有名なんですって
叩くと良い音がすることから地元では
カンカン石とよばれているそう
パワーストーンです
マニ車
マニ車にはお経が彫ってあり
手で回すとお経を一巻お唱えするのと
同じ功徳があるそうです
本堂へ
本堂の横から撮った写真
なぜか本堂の写真を撮り忘れていましたが
中四国大好きサイトから写真をお借りました↓
本堂
本尊である千手観音坐像は、
鎌倉時代のもので経尋作
国の重要文化財に指定されていて
秘仏ですが前立本尊を拝顔できました
黒不動様
天祐の鼇（てんゆうのおおがめ）
山号の『巨鼇山』はおおがめの意味
天祐とは人知を超えた物の助けにより
思いがけず物事がうまくいくの意味
天祐の鼇に祈願するとうまくいくかも？
右奥に写っているのが本堂です
平成になって建て直された新しい本堂です
おたのみなすに願掛けをしました
くぐって願かければ御利益倍増とのことで
くぐっておたのみなすに座りました
大師堂へ向かいます
大師堂
なごりもみじは全く紅葉しておらず
写真では後ろの植栽と
見分けつかないですね
仁王門の外のもみじが
紅葉のはじまりできれいでした
大師乳銀杏
五百羅漢 ずら～っと並んでいて
その数といい、表情といい、迫力あります
仏教では悟りを開いた聖者のことをいうそう
お釈迦様のお弟子さんです
涅槃像
参拝を終えて、毘沙門天展望台へ
毘沙門天像 
中はこのようにらせん階段になっていて
八十八ヶ所全部のお寺の写真が飾ってあります
地味に足が疲れました💦
毘沙門天からの展望
夏に登った剣山が見えました
雲辺寺山頂公園へ
有名な天空のブランコ
讃岐平野と瀬戸内海を眼下に
見下ろしながら 
次は七十一番札所
雲のフレーム
インスタ映えのフォトスポットです
早朝なのでまだオープンして
いなかったのですが
飲みたかったなあ
駐車場代を納めたら
このお箸を頂きました✨
雲辺寺で購入したお土産
今回の記念スタンプは
『三心平等』
雲辺寺様より
性霊集より
若し自心を知るは即ち仏心を知るなり、
仏心を知るは即ち衆生の心を知るなり
三心平等なりと知るは即ち大覚と名づく、
大覚を得んと欲はば、
まさに諸仏自証の教えを学すべし
補足
意味
自分の本心を知ることが
仏心を知ることであり、
仏心を知ることが衆生の心を
知ることであると説いています
そして、三つの心（自心、仏心、
衆生の心）は
平等であると知ることを大覚と名付けている
大覚者になりたいのであれば、
諸仏自証（仏陀が外部の要因に頼らず、
自己の力で悟りを得ること）の
教えを学ぶべきです
だそうです
御影と88記念カード
千手観音様
おん ばさらたらま きりく そわか
千手院 弥谷寺へ
車で1時間15分
酷い国道に懲りたので
高速で向かいます