そもそも、肉離れとは何が起きているのか?
肉離れとは、急激な筋肉の収縮によって筋肉が断裂する症状です。特にスポーツ時に普段の負荷以上の力が筋肉にかかった時に起こりやすくなります。
普段、運動をしていない人が急に動いた時も普段からトレーニングを積んでいる人にも起きます。
原因としては、筋肉がすでに疲労している状態で瞬発的に大きな負荷がかかった時や予想外の動きにより、筋肉が引き伸ばされることがあります。
出典:http://www.bss.ac.jp/hoken/shogai04.html
簡単に言うと肉離れを起こしてしまった方は、突然肉離れが起きたわけではなく元々肉離れをおこす原因があったということです。
劣化したゴム(筋肉)はちぎれやすい
当分、使っていなかった輪ゴムなどを使った時、「ぷちん」と簡単に切れてしまった経験は一回はあるのではないでしょうか?
使っていなかった間にゴム本来の柔軟性がなくなってしまったため、伸ばされる負荷に耐えることが出来なくなり、ぷちんと切れてしまったのです。
同じように、筋肉も使っていないと柔軟性がなくなり、ぷちんと切れやすくなります。
また、普段から負荷をかけすぎて筋肉を使っている人は逆に筋肉に疲労がたまりパンパンの状態になっていると想像してください。パンパンに引き伸ばされた状態でさらに負荷をかけると切れてしまうのは言うまでもありません。
このように、肉離れを起こしてしまう方は、共通して「筋肉の柔軟性がなくなっている」のです。
そのため、上記で説明してようにアイシング、シップなどで安静にして治療した結果、筋肉の柔軟性がないため復帰後、すぐに肉離れを起こしたり、ゴワゴワ感や動かしづらさが残ってしまうのです。
たとえば、「左」のふくらはぎを肉離れで痛めた方を施術すると、「右」のふくらはぎもいつ肉離れを起こしてもおかしくないほどに筋肉の柔軟性をなくしてしまっていることもあります。
肉離れを起こしてしまう方は、ほとんど筋肉を使わないこと、もしくは疲労がたまりパンパンになった筋肉をしていることにより、肉離れをおこしやすい状態になっていたのです。
当整体では、筋肉にある感覚受容器に対して「特殊な働きかけ」をすることで、緊張を起こしている筋肉や神経を回復させることで、早期に肉離れの痛みを軽減させ、筋肉に本来の柔軟性を取り戻させることで再発およびパフォーマンスの低下までも防ぐことが出来るのです。
症状が軽い方でしたら、その場で痛みが半減することも珍しくはありません。