アマゾネス系女子のためのコーチ 伊藤史子です
前回の記事はこちら https://ameblo.jp/fmk110/entry-12453137892.html
〔感想 4〕
Part.Ⅰ 女性のキャリアが行き詰るとき
第2章「あなたが今いるところ」
(vol.2)
この章の中で、「成功をどう定義するか」とありますが、
著者は、「男女で成功の定義が違う」と言っています。
ということは、
組織が想定する成功の定義は、従来の(主に男性の)定義
ということになります。
著者が行った調査
「職場で、男性と女性がどのように考え、仕事を決め、満足感を得るか」
の結果は
男女とも、大きな満足感を得る共通の類似点は
・チームのリーダーとなること
・期待以上の成果を出すこと
・仕事を認めてもらうこと
男性は
・高い地位と高い給与
・自分自身だけでなく他人も肩書と給与で判断する
・そのため、成功した男性は、家族、友人、地域といった重要な関係に十分な投資をしない
(これらの人間関係は、人間の幸福と満足に不可欠ではあるのだが)
女性は、
・仕事で得られる経験
・職場での過ごし方や自分の貢献が及ぼす影響に大きな価値を置く
・同僚や顧客と楽しい関係を持つ
・ある程度自分で時間をコントロールできる
・仕事が世の中に役立っていると信じる
・高給で高い地位でも、職場環境の質がひどいと退職する可能性が高い
この男女の類似点と違いはとても印象深く
類似点は(私は女性ですが)、「男性も同じように考えているのだな!」と確認ができましたが、
男女の違いが、言われてみればなるほど!と再認識するものもあります。
男性が高い地位を重要視することは、私自身も体験したことがあり
前職で企業訪問等する際、当然自己紹介して名刺を出しますが、
ほぼ名刺を渡す相手は男性で、
何も役職が付かなかった一般職の時と、昇進し役職が付いてからでは、
明らかに態度が違う!!
と感じたことは多々ありました。
特に男性は、ビジネスや仕事の現場では、
「どんな人か?」よりも「どんな肩書の者か?」
を、意識しているのだなと感じます。
仕事以外の場でも、男性は常に「○○会社の社長」とか、
「△△会社に勤めてます」みたいな、
まるで「仕事とその人がセット」になっているかのような印象を受けます。
「××好きの○○さん」なんて自己紹介も聞いたことがなく、
仕事以外の印象が残らない方が多いです。
だから、著者も指摘しているように、「人間関係には投資をしない」ため、
「定年後」(楠木新 著)という本で指摘されているような、
定年退職した男性が「居場所がない」ということも起きてしまうのでしょう。
逆に、女性の特徴は、共感できることが多く、
私自身全国各地転勤してきて、その土地の思い出の良し悪しは
結構、「その時働いた人達との関係性」で印象が残っていたりし、
また、もちろん給与も地位も大事ですが
(特に、私は「将来管理職になるのだから」と若い頃に叱咤激励を受けた口なので、
そのポジションに手が届きそうになった頃に組織変更や人事制度が激変し、
おそらく管理職にならないだろうことが感じられたため、
退職する理由の大きな一つになった訳ですが)
「仕事でどんな経験が得られて、仕事でどう貢献できるのか」
は大きなポイントだなと感じ、
また一緒に働く人(職場の雰囲気)がどうか?で、
仕事が大変であっても楽しく生き生きと働いていたと感じられることもあれば、
職場環境が悪い場合は「金のためだと思って仕事をしたら?」と
割り切って仕事するようにアドバイスを受けても、
根本的に無理っ!となっていました。
女性は、医療・介護業やサービス業など
「世のため人のため」に貢献するような仕事に付いている方が多いように感じるのも、
そうなのかもしれないと感じました。
この辺りの、女性が働く上で重要視していることは、
企業内の人事やキャリアコンサルタントの方々も押さえておく必要はあるかもしれません。
また、この章の中で著者は
「個人的に仕事のできる人」から、
「リーダー」に変身するのは
負けず嫌いの男性には極めて難しい。
それは、リーダーの仕事は
「ほかの人たちを勝者にすることだ」ということに気付かない。
女性はこのような変化には苦労せず、
勝者になるよりも、
組織やチームが勝つ手助けをすることに喜びを見出す。
が!!
これには「負の側面」もあり
・ほかの人のキャリア構築を助けるために時間をかけるのに、
自分の成功のためには投資をしなさ過ぎることに繋がる
この「自己犠牲」の本能は、女性を一所に足踏みさせる日々の行動の根底にある
女性の才能とチャンスを最大限生かすコツは、
思いやりや寛大な心を捨てることではなく
「目的と意図を持って選択をし、行き詰まり状態にさせている行動に取り組むことだ」
女性が元々持っていた強みを否定するのではなく、
「意図的に行動を変えていくこと」が求められているようです。
次回は、この「行き詰まりの問題」です。
次の記事
https://ameblo.jp/fmk110/entry-12454997170.html
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