2023/8/25金、京都府・北部産業創造センターで、ものづくり企業向けIT・IoT活用セミナー | yet another 舞鶴電脳工作室

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 京都府舞鶴市で、舞鶴電脳工作室(cyber Work Shop in Maizuru)と言う、プラモデル/ラジコン/鉄道模型/電子部品/街角工作室そしてプログラミング教室の店をやっています。いろいろ雑多な絵日記風のブログですが、よろしくお願いします。

2023/8/25金、JR綾部駅北口すぐの北部産業創造センターでの、京都産業21北部支援センター様主催の「ものづくり企業向けIT・IoT活用セミナー」に行ってきました。

 この北部産業創造センターは、 京都府中小企業技術センター中丹技術支援室があり、私はそこの技術コーディネーター(要は、中小企業からの技術相談に対応する非常勤相談員や、セミナー講師など)になっており、御誘いを受けたものです。

 京都府中小企業技術センター中丹技術支援室部産業創造センターは、簡単に言うと京都府北部の公立の工業試験所であり、産官学連携の拠点でもあります。私も、舞鶴高専時代から産学官連携と、セミナー講師(高専教員は産学官連携で派遣されることがあります)として関わってきました。今年度もIoT実習セミナーを10月から担当しますので、そのデモも行いました(ラズパイピコWとマイクロパイソンでスマホリモコン)、詳しくは次のリンクをクリックしてみてください。

 

「ものづくり企業向けIT・IoT活用セミナー」
・開催日時
 2023年8月25日(金) 13:30~16:00
・開催場所
 北部産業創造センター 多目的ホール(JR綾部駅北側すぐ)
 ・カリキュラム
 (1)IT・IoT活用事例紹介(KCA)
 (2)展示デモ(KCA)
 (3)IT社内人材育成(京都府テレワーク推進センター様)
 (4)個別相談

 

KCAとは「京都コンピュータシステム事業協同組合」のことで、「地場のITは、地場のIT企業が担う。守る。」とのことで、とても重要なことだと思います。元教育関係者としては、学生や市井のプログラマ有志にも、そのスキルアップと面白いアイディアの発表の機会があればと、端的に言うと、京都北部/近畿北部でもMakers系イベントを開くというのが夢です。

 

京都府テレワーク推進センターというのは、これまでのコロナ化でテレワークの推進ということで、知って(テレワークに関する情報収集)、体験して(テレワークの体験)、相談できる(テレワークに関する相談)とのことですが、要はIT人材企業紹介やIT人材育成を担っておられるようで、登録すればいろいろなITに関するオンライン講義を受けられます。面白いのは、IT人材の初めの一歩にあたるITパスポートはもちろん、それだけではプログラミングが実際に出来るという訳ではないので、基本情報処理技術者試験や、Python、AIなどの講座もあるところです。

 私に言わせると、ITとはソフトウェアプログラミングと捉えれば、柔軟にシステム構築できるというのが最大の魅力で、どんどん洗練されていくものだから、いつでもこのような講座で、スキルを磨くというのは、とても重要なことだと思います。

 

今回のデモ、ラズベリーパイピコW(組み込み用マイコンにWiFi/BlueToothモジュールが組み込まれたもの)で、マイクロパイソンという言語で、スマホ(タブレット、パソコン)のWebブラウザからリモコンができるというものです。スマホはだれもが持っているし、画面タッチで操作するというのは慣れていますしね。IoTの本質は、何(物)にでもつながる社会インフラですが、実際はこのように「ネットワークを使った電子工作」であり、ハードとソフトの融合なのですね。

ラジコンサーボの回転が分かるように、初のイージス艦DDG173こんごう(裏面はDDG178あしがら)のシールで旗を作ってみました。

このような操作画面です。ノートパソコンならマウスで操作です。ボタンを押してLEDをON/OFFしたり、スライダーでサーボ角度を指定するとかです。

 ホームページを記述するHTMLとCSS、JavaScriptを microPython言語プログラムの中に含めると言うことです。夏休み中にいろいろ試してみたのですが、Pythonは洗練された言語で、例えば、大域変数(Global変数)を関数(def)中で使うには(逆に)global宣言しないといけない、というところが分かれば、あとは楽でした。もちろん、大規模になっていけば、もちろん変数渡しでやるべきですが。

 近い将来はどうなるかと言うと、グラフィカルにホームページを作る、例えばオープンソース(無料)のBracketsのような統合開発環境(エディタ)が、AIのサポート付きで出てくるのでしょう。

 

私が担当する、IoT実習セミナーでは、Thonny Python IDEという 初心者向けに設計された Python 用の無料のオープンソース統合開発環境、エストニアのプログラマー、Aivar Annamaa によって作成されました。 を使います。ラズベリーパイOSには標準で含まれているものです。

JR綾部駅北口すぐの北部産業創造センター到着、向かいの駐車場に駐車

綾部駅北口は、新興住宅地と言う感じでゆとりがあります。

本質である公的な工業試験所としてのパンフレット

舞鶴高専の公開講座なども行われてきています。いろいろ面白いネタですので、ぜひどうぞ

 

例えば、

遊んで、学ぶ。いろんな計算機で平方根を計算しよう【学校公開日】
日時   令和5年10月14日(土)  10:00 ~ 12:00(受付開始9:45~)
申込締切  令和5年10月4日(水)(定員に達し次第締め切ります)
受講料   無料
対象者   中学生(興味があれば小学生でも可)
募集人数   15名
内容    計算尺の制作を行います。また、計算尺や機械式計算機、電卓などで遊びながら、中学校で学習する「平方根」について学びましょう。

京都・学び直し体感フェア2023、いつでも流行(先端)を学んだり、いまだからこそ学びなおしたりするというのは楽しいものです。京都府生涯現役クリエイティブセンター、レコマインドストームによるロボットもありますね。

いろいろな実演

講演の様子

 

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12:00の出発まで舞鶴電脳工作室で作業(名刺づくりなど)、家内はラジコンバギー、グラスホッパー(バッタ)の組み立てを開始しました。帰って聞くとギアボックスはできたそうです。なによりです。

北吸桟橋前

イージス艦あたごが見えています

造船所

総監部

中舞鶴、非常用滑走路だったそうです。

港町らしい船外機を積んだ軽トラ

西舞鶴は湾岸アクセス道路を建設中です。これができれば綾部へも少しは短縮されます。

伊佐津川

高野由里、すっきり晴れて欲しいところ

R27を西へ、京セラの工場が見えてきました。私の舞鶴高専14期B組のO君(主席)が石器に携わったそうです。SIP(シリコンインパッケージ)の半導体チップ、当初はPS3のエンジンなどを生産していたそうです。

帰りは、 土砂降りの夕立に何度も出くわしました。久しぶりにフードセンターウメガキで買い物、やっぱり地元のスーパーが最高です。

ポテサラうま〜😃😆😋こんぶを入れました。