舞鶴電脳工作室の店長です。年例会となりました第三回舞鶴電脳工作室模型コンテスト/展示に参加した、タミヤ 1/24 ロータススーパーセブン製作記です。まだまだ(練)習作でいろいろとつたないですが、プラモデルの製作過程や使用工具/材料ってどのようなものかがわかるかと思います。と言うか、私自身もお客さんからいろいろノウハウを教えてもらって試しているところです。製作期間は約3カ月です。
プラモデルは小学生時代から作ってきているのですが、母方の一番下のおじさんに、いろいろプレゼントしてもらっていたりしました。印象的なのはサンダーバードでしたが、やはり祖父の影響で、艦船模型ウォーターラインシリーズがメインでした。その組み立て説明書で海軍の事を知りました。もちろん、戦車や飛行機も組んだのですが、実際にバイクや車に乗るようになると、そのようなものを作りたくなってきました。
100均のA4コルクボードに、フリー素材の道路を拡大コピーしたの指揮、タミヤの1/24ロータススーパーセブンとハセガワのレースクイーン、スバル360と、1/32コップのふち子さん(女性自衛官)を配置しました。
使用した工具や材料、舞鶴電脳工作室で取り揃えています。
ニッパは極薄刃ニッパ、切り口が荒れません。でもモデラーズナイフPROやスポンジヤスリで、キレ残りやバリを撮ります。ピンセットはストレートと鶴首です。
ヤスリは、600番の神ヤス、1000番の切れているヤスリ、6000番の神ヤス、そしてコンパウンド細目です。
塗料はタミヤアクリルミニ、XF^16フラットアルミはとても良いのですが、隠ぺい力が弱いので、クレオスの水性サーフェーサーを下塗りするのが大正解でした(十分な感想が必要ですが)。塗料皿も昔ながらの金属製と、WAVEの蓋つきプラが使いやすくて乾かなくて良いです。マスキングテープは白い曲がるものと、黄色い幅広です。筆は平筆がメインですね。フィギュアを塗るには面相筆があった抱負が良いですが。
クレオスの水性つや消しトップコートはガンプラマニアの必需品ですが、フィギュアにも大変有効です。
立ちポーズのフィギュアを座らせるために大改造、ラッカーパテで盛りますが、乾きが遅く、長時間乾燥させました。食器乾燥機が捗ります。
パテは乾くと大変硬いので、金属ヤスリで削ります
サーフェーサーを吹いて乾燥してから、肌色XF-15フラットフレッシュを塗ります
マスキングテープとX-2ホワイトで塗り分けます
乾燥させては塗るの繰り返し
いよいよボディの塗装、まずは消毒用アルコールとキムワイプでぶぐいます。そしてマスキングします。どうしても漏れるので、つまようじなどで密着させるのが良いです。
私は、このように最小のランナーを残して持ちます。
缶スプレーはどうしても厚くなる(エア圧が強い、エアブラシなら弱くして薄く吹くのも可能)けれでも協力に均一には吹けます。でも厚くなるので、さっと吹いて乾かすのを3回ほど行います。
3回目、一度に厚く吹くと垂れます。15分ほどでいいから間隔を置いて吹くのがよいです。
強烈な色のTS-43レーシンググリーン
とにかく乾燥、夏なら良いのですが、秋冬は食器乾燥機が捗ります
一週間ほど完全乾燥させて、コンパウンドで磨いてから、クレオスのトップコート光沢を吹きました。
またコンパウンドで磨きます。20回程度で艶が強くなります。キムワイプを使いましたが、専用クロス布やスポンジがベターです。
ツルツルピカピカ
フィギャのジャケットを塗装、平筆が使いやすいです
マスキングテープをガイドにしても良いのですが、手間なのでほぼフリーハンドです。
その後、ボディは逆マスキングして、水性サーフェーサーをエアブラシで吹いて、また十分乾燥させてから塗装しました。それにしても、タミ1/24ロータススーパーセブンはこの内容(エッチングパーツ付き)で、2,450円(舞鶴電脳工作室売価税込み)は安いですね。
エンジンブロック、接着して、洗濯ハサミなどで密着、合わせ目を削って再塗装レタッチ
どんどん組み立てます。この時が一番楽しいですね。
基本的に、X-18セミグロスブラック(半つや消し黒)、ディスクブエーキのディスクはエッチングパーツ、シャーシのXF-16アルミシルバーが良い感じ
エンジン搭載
シート搭載、塗装色は、クレオス水性ホビーカラーのH-23シャインレッド(朱)
なんとか乗れそうね。
ラジエータやグリルもエッチングパーツ
シートベルトはさすがに後回しに
ヘッドライト搭載、バッテリーも塗りました。
4連キャブレターが良い感じ
お姉さん足長すぎ
ふち子さんのスバル360と
デカールを貼りました。スライドマークの別名通り、台紙を滑らせて貼るのがやりやすいです。
眉毛と目ハデカール、福笑い状態
風防枠は、バンダイのガンダムマーカーメッキ、人気商品です。驚きの金属光沢
フィグヤの口紅は面相筆で朱を入れ、つや消しトップコートを吹くと、凄く落ち着きました
完成見本、凄いね。レーシンググリーンでなくモスグリーンのようです。
ふち子さん