福井県鯖江市の、めがね会館とHANA道場で、IchigoJamの福野さんと楽しい会話 | yet another 舞鶴電脳工作室

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 京都府舞鶴市で、舞鶴電脳工作室(cyber Work Shop in Maizuru)と言う、プラモデル/ラジコン/鉄道模型/電子部品/街角工作室そしてプログラミング教室の店をやっています。いろいろ雑多な絵日記風のブログですが、よろしくお願いします。

2018/9/14(金)は福井県鯖江市に移動しました。鯖江市には福井高専があり、そして「子供パソコンIchigojam (イチゴジャム)を展開された Jig.jpと言う会社の福野さんがおられます。
 IchigoJamはミニマムなパソコンなのですが、キーボードとテレビに繋ぎさえすれば、即座に(BASIC言語)でプログラミングすることができます。なんでもそうですが、子供がなにかをやりはじめるなら、早いほうが良く、そして周りに手ほどきしてくれる人と、(簡単な)情報と環境さえあれば、急速に進歩し、エキスパートが育つものです。
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写真は、鯖江市内の街中モノ作りスペース(ファブラボ Fab.Labo)のHANA道場においてある、プロトタイプ(左下:ユニバーサル基板)からの歴代のIchigoJamです。
 
次の写真は、めがね会館のJig.jp社内で見せてもらった、めがねJamマンゴーJamです。いろいろな形状に展開してきています。IchigoJamは、部品点数がちょうどよく、(子供が)半田付けして作るのに、ハードルが低く、まず確実にできて、そして自分でプログラムが組めて達成感が高いのですが、さらにプリント基板開発まで体験出来て行ってしまうのです。
 電子工作において、試作はブレッドボードで良いようなものですが、接触が不安定で余計なところで悩んでしまうことがあるのですが、ユニバーサル基板で半田付けとなると、配線を一つづつ確かめながらとなってしまいますが、プリント基板だと部品を指定のところに差し込んで半田付けするだけなのです。
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金沢から、鯖江市まではわずか85kmしかありません。9/14(金)は朝一に近江町魚市場を散策してから、8:30にでて国道8号線を走り、もう10:55には鯖江市のめがね会館につきました。
 
2018/9/14(金)7:00ごろの金沢の近江市場です。いろいろとお魚が運び込まれていて活気があります。

 

 

右奥の白い高いビルがめがね会館です。当初はめがね産業界の拠点だけで一般向けではなかったらしいのですが、現在ではめがね博物館もあり、大変めがねのことがよくわかります。

 

 

 

 

 なぜ鯖江市で、めがねなのかと言うと、農閑期の仕事して導入しようという志のある人がいた、ただそれだけのことなのですが、日本人らしく職人が育てば地方の産業となり、日本中(いや世界中)に誇れることになります。

 

福井県鯖江市の「めがね会館」にある超音波洗浄機です。我が家の安物はこんなに泡がでないのですが、非常にパワーがあるようです。よく見えるようになりました。超音波洗浄は大変便利ですね。

(サムネイルが近江町市場ですみません、冒頭が超音波洗浄機です)

めがねのフレームによるオブジェ

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さて、1階でJig.jpの福野社長さんと出会い、7階の同社打ち合わせ室にエレベータで上がりました。

Jig.jp社はスマホのアプリ(初期は携帯電話のアプリ)を開発する会社なのですが、福井高専OBの福野さんが立ち上げられたベンチャー会社のようです。高専生はモノづくり指向なので、ベンチャー会社を興すことは不思議でも何でもないのです。

 Jig.jp社長の福野さんと、いろいろ貴重な話を交換出来て楽しかったです。詳しくは、以下のYoutubeにあげた動画をごらんください。
 
IchigoJamによるIoTの例「バスロケ」
福井県鯖江市の「めがね会館」で、IchigoJamによるIoTの例「バスロケ」つまりどこにバスがいるかの例です。スマホで確認することができます。こんなにミニマム(小さな)なマイコンシステムで実現できてしまうところが、IoT技術の得意技で、また社会の役に立ってこそという本質をついています。
Jig.jpの正業という感じです。

 

 福井県鯖江市の「めがね会館」で、Jig.jpの社長さんによる IchigoJamによるプログラミング教育の導入のお話です。いろいろと実践されているからこそのノウハウがすごいです。

 

そして、めがね会館近くの、お蕎麦屋さんで昼ソバを手繰ってから、

 

「めがね会館」に戻って福井県鯖江市の「HANA道場」でのPCNについての話題です。全国各地の「サークル活動」なんですね。IchigoJamでのプログラミング教育の普及機関ということでしょうか。舞鶴市でもやれたらと考えています。
https://youtu.be/0AF9XIq6oEc、Jig.jpの社長さんとの IoT談義です。

 

次に、福井県鯖江市の「HANA道場」に移動しました。大正時代の建物の街中Fab.Labo.です。3Dプリンタとレーザー加工機などがありますが、手芸などのもっと電子工作だけでなくもっと一般市民の楽しめるものになっています。これは鯖江市民の特徴(後述)なのでしょう。

 

レーザー加工機と福野さん、持っておられるのはカニロボ(もちろんIchigpJamで動かす)の抜け殻です。

 

レーザー加工機は大変高速で精度がよく。大変捗ります。

 

3Dプリンタ、しっかりしたメーカー製です。

左上の魔人ブーが乗っている箱は、超ミニ電子パーツ販売箱です。HANA道場は基本的に子供は無料なようですが、際限がないというようなことではないようです。節度があってイイと思います。

 

 

 

「HANA道場」でのPCNについての話題です。全国各地の「サークル活動」なんですね。IchigoJamでのプログラミング教育の普及機関ということでしょうか。舞鶴市でもやれたらと考えています。

 

一度、福野さんと別れて、「西山公園」の動物園です。レッサーパンダが多くてビックリしました。鯖江市は領主がお城をつくるよりも庶民のための公園を作るという歴史があるそうで、さいしょから公園だそうです。そのため鯖江市民は大変お祭り好きだそうです。

 

 

 

 

 

そして、夕方には焼き鳥屋さんに連れて行ってもらいました。高専生どおしは話が簡単に通じて、すぐに仲良くなります。