金沢大学 訪問 と 香林坊散策 2018/9/13(木) | yet another 舞鶴電脳工作室

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2018/9/13(木)、石川高専を訪問した後、午後2:00に金沢大学を訪問しました。
自然科学棟3号館のT先生を訪ねるためです。T先生は舞鶴高専の卒業生で私(町田)の2個上で、熱力学の凄い先生です。
 
金沢大学は、もちろん国立の総合大学で、最初は金沢市の中心のお城の中にありましたが、10年以上前に山の上に大部分が移転しました。とにかく大きな大学で、長岡技科大とは規模がさらにさらに大きいです。私が担任した学生も入学していて、会う予定だったのですが、短期留学や博士課程進学などで忙しく、会えませんでしたが、T先生(先輩)には会うことができ、凄い実験室も拝見できました。
 
 まずは、金沢大学の特徴的な、谷をまたぐ渡り廊下です。兼六園の「雪釣り」をイメージしているのでしょう。
この谷間はT先生によると「スキー場みたいになるよ」とのことです。
 
 
 
石川高専のTさんに教えてもらった通りに、「ようこそ金沢大学へ」とパネルがあります。
 
この渡り廊下を渡る前の風景です。まずは上の駐車場
上から見て右側の建物
液果窒素の供給タンク、京大にもありますが、実験には欠かせない設備です。
建物の中に入りました。完全周期表です。すごいなあ。
掲示板、すごく大学らしいです。モノづくりの講習会があるんですね。造形コンテストも!
 
 
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渡り廊下を渡ると、自然科学棟です。
学会をやっています。教室に余裕があるので、ひんぱんに各種学会が開催されているそうです。私も昔、お城にあったときに金沢大学の学会に顔をだした覚えがあるのですが、こちらの新しいキャンパスはまだです。行ってみたいなあ。
大階段をあがります。私は京都駅を思い出しました。
さらに、どんどん、どんどん奥へ進みません。
T先生は、自然科学棟の3号館です。
4Fの研究室の前のポスタです。学会で発表されたものでしょうね。熱交換器に関するものです。
もちろん、国際的に競っているので全部英語です。
T先生のお部屋、会議中なので、しばらくお待ちしていました。
 
とてもおいしいコーヒーをごちそうになり、舞鶴高専と金沢大学の関係の話をしました。定員が多いので、ぜひ受験してほしいとのことです。私の担任した学生なども何人か推薦して進学しています。
それから実験室を案内していただきました。
 
熱力学は、私の印象では「分布系でとても難しい」、また熱はエネルギーとしては最低(電気や機械のエネルギーは熱となって消費されるという意味)、なんですが、いろいろと回生できる素晴らしさがあります。
 
実験室では、
・過冷却装置:食品の急速冷凍を超音波振動でコントロールする。
・熱発電素子:ゼーベック効果ですね。
・熱音響発電機:金沢大学のは非常に大きなステンレス金属製で、共鳴管らしく「まさに金管楽器ですね」、「そのとおり」でした。
・熱交換器:砂漠で冷蔵庫を動かせるという信じられない魔法らしいことをやられています。これぞ、熱力学!
 
とにかく、研究の質が高く、これぞ最高学府!と言った感じでした。
 
---  Wiki より ---
熱音響エンジン(TAエンジンとも)は高振幅の音波を用いてある場所から別の場所に熱を送り込む、もしくは逆に熱の差を用いて高振幅の音波を誘導する熱音響装置。一般に熱音響エンジンは定在波と進行波に分けられる。これらの2つのタイプの熱音響装置は再度原動機(もしくは単に熱機関)とヒートポンプの2つの熱力学的クラスに分けることができる。原動機は熱を使って仕事を行い、ヒートポンプは仕事を使い熱を生成もしくは動かす。蒸気冷蔵庫と比較して熱音響冷蔵庫はオゾン破壊または有毒な冷却材がなく動く部分がほとんどもしくは全くないため、動力学的な密閉や潤滑が必要ない。 
 
Youtube動画の解説

 

 

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きょうの宿は、海外からのバックパカー向けのホテル「ケイズハウス金沢」です。清潔で素晴らしいです。
料金も格安ですし。3,150円/人、カプセル形式
 
カプセル室内、金沢らしい装飾
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チェックインしてから近くの香林坊の大型デパート大和にでかけました。片町商店街を抜けますが、めちゃくちゃ歴史があり、魅力的な店がいっぱいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
商店街を抜けると、大きな通りに出ます。
 
東急ハンズがあります。
東急ハンズの道路向かいが、大型デパート大和です。この写真はその裏です。昨年末、リフレッシュ休暇で寄ったときは、このバス亭で、担任して金沢大学に進学した学生と落ち合い、大和内のレストランで食事をしました。大雪中だったので、大学にはいけなかったのです。ここでは大きな雪だるまが作られていました。
まずは、エレベータで8Fのレストラン街へ
階段で屋上へ
なんと、N=BOXの乗り物がありました。さすが日本一売れている車です。
魅力的なコクピット
紀伊国屋書店
この6Fでお土産を買いました。
 
 
金沢と言えば、漆器と金箔
買ったのは、こんなものです。漆器はワゴンセールですが、右下の風神雷神の九谷焼は気に入って買いました。
 
 
そして、昨年末に金大生(こちらの人は、きんだいせいと言います。関西では近畿大学の事なので、ビックリします)といったところです。これが全部、麩なんです!!??
帰り道
おお、トライアンフ、トラのキャブトンマフラーかっこいいい。OHVのエンジンもキックスタータもいいなあ。
 
金沢のバックパッカーズホテル・ケイズハウス金沢にチェックインしてから近くの香林坊の大型デパート大和にでかけました。5Fの麩料理のお店で食事する前に、いろいろと回り、お土産も買えました。