ドクタースリー社のハイレゾ対応のポタアンをスピーカで楽しむ! | yet another 舞鶴電脳工作室

yet another 舞鶴電脳工作室

 京都府舞鶴市で、舞鶴電脳工作室(cyber Work Shop in Maizuru)と言う、プラモデル/ラジコン/鉄道模型/電子部品/街角工作室そしてプログラミング教室の店をやっています。いろいろ雑多な絵日記風のブログですが、よろしくお願いします。

 2017/10/14(土)、ロボコン近畿地区大会の8日前です。その指導教員でもあるので、ロボコン系クラブ「創造技術研究会(S研)」の様子を見に行ったついでに、研究室のハイレゾ環境を撮影/録画してきました。
 
 私(町田)は、舞鶴高専専攻科でディジタル信号処理特論という講義を受け持っていて、ディジタルオーディオの話をする際のネタです。USB-DACやノイズキャンセルヘッドホン、そしてスーパーステレオというのは、ディジタル信号処理ならではのものです。
 普段、「音なんか聞こえればなんでっもいいや」と思われる方も、ぜひ体験してください。正確で精密な音というのは、透明感があってすばらしいですよ。
 舞鶴高専の学生は良く分かっていて、「ハイレゾは流行りだから知ってますよ。でも数十万円もするのがあって、そんなのは手が出ないので、数千円のノイズキャンセリングイヤホンで聞いています」ということです。ノイズキャンセルとはマイクで外部の音を拾って、逆位相で打ち消しているんですね。またこのマイクを使って、スマホの通話もできます。あまり知られてませんが、飛行機にも採用されていて、外部(エンジン/飛行)音にわずらわされずに、音楽を楽しめます。

 話を戻して、ハイレゾ(高精度)再生についてですが、まず下の写真をごらんください。
 
 
 大学の先輩が社長をしているドクタースリー社の、
◆高さ僅か3センチの小型32bitDAコンバーター(ヘッドホンアンプ付)
32bit DAC & 216kHz-24bit DIR
型番:PTA-DR3
定価:19,440円(税込)
販売価格:19,440円(税込)
です。
 
 
-------
リチウムイオンバッテリー搭載のデジタルオーディオヘッドホンアンプです。 32bitという高精度のデジタルアナログ変換器の高い安定性を実現するために、交流電源ではなく、 大容量電池を使用しています。その一つの恩恵として、電源ケーブルなしでも使えることから、 そのまま高性能ポータブルヘッドホンアンプとしてiPodやiPhoneとともに持ち歩くことが可能です。
本機は、デジタル信号を受け、アナログ信号をつくりだすDAコンバータで、 リチウムイオンバッテリーを搭載した高分解能仕様です。 お手持ちのオーディオアンプに接続することで、 安価なCDプレーヤやDVDプレーヤについているDAコンバータの代わりに、 クォリティの高いアナログオーディオ信号を作り出してくれます。
◆DAコンバーターとポータブルヘッドホンアンプを融合する。
~ Dr.threeが提供する新しいコンセプトの製品 ~
デジタルオーディオ装置は、その心臓部であるDAコンバータ部と、 それ以降のアナログ回路の性能で音質が決まると言っても過言ではありません。 ここは技術的にも難しい部分で、価格にも大きなインパクトを与えますので、 安価な製品のアナログ回路は疑問の残る回路を搭載しているものも少なくありません。 デジタル機器といえども、アナログ部の手を抜くとそれなりの音しかしないというのが実情です。
しかし、デジタル信号そのものは劣化しないので、たとえば、安価なプレーヤでもデジタル出力機能がついていれば、 本機を用いることで、32bitの高精度DAコンバータにより高音質のアナログ信号を生成することができます。
32bitDACというのは、2の32乗分の1(1/4,294,967,296)という高分解能の回路を搭載していますので、 デジタルの1ステップに対するノイズの影響が無視できなくなります。 家庭用の交流から電源をとるとどうしても残留ノイズの問題が残ってしまいますので、 本機では全くノイズのない直流電池を、DACの電源として採用しました(ヘッドホンアンプの電源も同様)。 耳の直ぐ傍で聴く、ヘッドホンだからこその、ノイズへのこだわりです。
本機のLINE-OUT端子を利用して、外部アンプにアナログ信号を送り込むことができます。 フルスケールは、2Vrmsで、±両電源駆動によるセンターグランド、直流カットコンデンサなしの本格仕様です。
ポタアンの有効性を感じたことのない方は、是非、Dr.3のポタアンをご検討ください。
ヘッドホンアンプ部は、なんと95mWの大迫力! 非力な携帯オーディオ機器の入力信号を拡大してヘッドホンを駆動します。 したがって、iPodに接続することで、曲の細部まで高いリニアリティで再生することができます。 また、低音域の伸びにもこだわった、Dr.3のヘッドホンアンプは、 iPod/iPhoneの内蔵ヘッドホンアンプを置き換えて、 高域から重低音まで、高い分解能かつ余裕を持ってヘッドホンをドライブします。
-----
えっ、95mWって0.095Wじゃん。それで大迫力って??、と思うかもしれませんが、これはヘッドホンアンプです。その出力で十分です。ヘッドホンってすごい高効率(耳に直接だから当たり前)ですので、あまり大音量で聞いていると耳を傷めますよ。
 確かに、直接スピーカに接続すると、「えっ、歪むよ、あれっ」となりますが、これはインピーダンスマッチングがとれていないためです。すなわち、整合性がとれてないんですね。そこで、トランジスタ用の小型出力トランス(ST-45,秋月電子で540円×2)でマッチングをとりました。「えっ、周波数特性が制
限されるんじゃ」ということですが、これはマッチングをとるだけですから、ポタアンも楽をできるんですね。
 
 
それで、
 大学の先輩が社長をしているドクタースリー社の、
◆高さ僅か3センチの小型32bitDAコンバーター(ヘッドホンアンプ付)
32bit DAC & 216kHz-24bit DIR
型番:PTA-DR3
を、 トランジスタ用の小型出力トランス(ST-45,秋月電子で540円×2)でマッチングをとりスピーカを鳴らしてみました。うーん、最高やねえ。わずか95mWの出力でも狭い部屋では十分すぎます。
なお、この曲は、私(町田)オリジナルのUTAUのDTMで高石智也の「街」です。
youtubeはもちろん版権に厳しいけど、これなら大丈夫でしょ?
 

 

 

スピーカは、長岡技科大時代に、長岡の中古屋で買った安物ですが、十分いい音がしています。
 
---------
次に、ドクタースリー社の社長が開発された、
USB-DACのキット

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05369/

秋月電子通商 [K-05369] USBオーディオDAコンバーターキット REV.C  

1台 ¥1,700(税込)
 
 
と、10W+10Wのディジタルアンプキット(ずっと以前に買ったもの、VUメータを入れていますが、G-Shockの箱に押し込んだので、ディジタルアンプと言えど熱がこもるので、強制排気ファンを入れています :-P)
 
 
それで、
秋月電子通商 USBオーディオDACキット REV.C でピュアの音を!
USB-DACのキット http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05369/

 

秋月電子通商 [K-05369] USBオーディオDAコンバーターキット REV.C  
1台 ¥1,700(税込)
と、10W+10Wのディジタルアンプキットで、パソコンのniconico動画を再生、
なお、この曲は、私(町田)オリジナルのUTAUのDTMでBEATLESの「Here comes the sun」です。
youtubeはもちろん版権に厳しいけど、これなら大丈夫でしょ?
 

 
スピーカは、東舞鶴の古道具屋さんで買ったテクニクスの通称「げんこつスピーカ」の純正ボックス入りです。さすがにいい音です。
 
 
 
------
次に、卒研室に移って、
昔の秋月電子のUSB-DACキット(PCM2704)を内蔵した真空管アンプを紹介します。
 
 
-- 舞鶴電脳工作室「本館」より、

http://sweetpy.sakura.ne.jp/vamp/index.htm

 さて現在では、オーディオもすっかりディジタルが主流になり、パワーアンプもディジタルアンプキット で簡単に数十Wの出力が得られるようになっています。

 そこで、思いっきり割り切って、小出力のヘッドホンアンプを真空管で製作することにしました。これは、 電源電圧や出力を低く抑えることによって、部品を入手しやすく、また余裕を持たせた動作で、故障の回避や 長寿命を狙いたかったからです。
 できあがったのが上の写真のアンプです。期待以上の良い音でウットリします :-)
この真空管アンプ自体は、大変シンプルな、12AX7 + 6CW5(3極管接続)シングルアンプであり、 後述のように設計計算上では0.56W+0.56Wしか出力がありませんが、ヘッドホンで聴く限り耳を聾する音量です。

---
これは、出力トランス付きなので、スピーカを十分にならせます。いい音ですよ。
 
 
それで、
秋月電子通商 USBオーディオDACキットと真空管アンプ(6CW5(T)シングル)で上質の音を!
昔の昔の秋月電子のUSB-DACキット(PCM2704)を内蔵した真空管アンプです。

http://sweetpy.sakura.ne.jp/vamp/index.htm

期待以上の良い音でウットリします :-)

なお、この曲は、私(町田)オリジナルのUTAUのDTMでチューリップの「心の旅」です。
youtubeはもちろん版権に厳しいけど、これなら大丈夫でしょ?
 

 

 

スピーカは、SONYのサラウンドセット用からの流用です。結構高効率でビックリします。AV用なので外部時期にも強いです。
 
いかがですか?
でも、音楽は体調のいいときに聞かないとね。体調には気を付けましょう。