この題名、どうにかならないの? | 無駄話。

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鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 来月に岩波書店から刊行される井上亮の「比翼の象徴 明仁・美智子伝」上巻は公式ホームページに特設ページが出来ていて来月の出版案内共々見ると3巻本で奇数月の隔月刊とか。いつの間にか刊行が止まってしまった「スピノザ全集」で「神学・政治論」は読んでみたいが、いつ出るの?いつかの「李承晩・朴正煕」伝は「世界」で連載していた偽「地下文書」の「韓国からの通信」などとの「整合性」を見せなければならないだろうが、とうとう刊行されず仕舞いだし。推薦文は原武史が書いているのは日経の同僚だったからだろうが年上かと思っていたら井上亮の方が1つ年上だった。原武史は韓国語が出来て才気はあるにしても、権藤四郎介の「李王宮秘史」の復刻本の解説を書いた時に権藤成卿を知らないのか?彼の伝記が移籍したぺりかん社の担当編集者共々、この伝記に実の兄弟だと記されているので「どこの馬の骨か」が分かりそうなものなのに、ろくに調べずに思い込みが激しくていい加減な事を書くので信用していない。まさか「倉富勇三郎日記」を読んだ時に初めて知ったんじゃないのか?しかし、この題名はどうにかならないのか?「平成の天皇・皇后伝」にでもすればいいのに?反天皇制論者が週刊誌の「秋篠宮家バッシング」みたいな天皇という地位と例えば昭和天皇個人と天皇制度などと区別出来ずに「アキヒト・ミチコ」と何故かカタカナ書きして下品なイラストとお手軽な人格攻撃で済ませるのを連想する。

 「秋篠宮家バッシング」の「専門家」という元日本共産党員は当然、スヴェルドロフやゴーリキーを知っているだろうにフランス外人部隊の本を書いた時に英語かフランス語の種本に出て来ないのか柘植久慶同様、ジノーヴィー・ペシュコフには言及しない。仮に「皇女照宮」で彼が映っている写真を見ても、この軍装姿の「フランス大使」がどこの誰かが分からないだろう。柘植が取り上げたバゼーヌ元帥と違ってロシア出身でゴーリキーの養子となった時に正教会へ改宗したユダヤ人の彼が日露戦争で徴兵されるのを拒んで亡命したのに第一次世界大戦ではヴェ・イ・レーニンの当時の「方針」には従わずフランス外人部隊に志願して右腕と引き換えに一兵卒から将軍にまで登り詰めて、フランス外人部隊は仏印進駐か仏印処理以外に日本軍相手に戦った事はないだろうに日本と縁を結んだ人物なのに。他にもこの「フランス大使」がロシア名なのでウィロビー将軍が「アカ」だと決めつけたかのように書かれた本があるが、李鍝公共々ペシュコフは有名ではないにしても?いい加減な事を書く人がいるものだ。