今日も行ってきた | 無駄話。

無駄話。

鬱病・適応障害持ちが書く与太話です。「下劣な党派心」による「あら探し」が多いので、合わない方はご遠慮願います。

 昨日は疲れていたはずなのに寝付きが悪かった。

 今日も遊佐未森のコンサートへ出かけたがセーターは脱いで上着は着て出かけて暑いぐらいだった。何でも20℃を越えていたそうだ。青山一丁目に着いた時には少々早かったのでドトールに寄った。何時で店仕舞いをするのか?と思って見てみたら土日は午後7時までとある。草月ホールに着いたら入場時間は過ぎていたがホールまでと言われたので少し待った。中に入って開演時間を告げる時報が鳴ってから5分ほどして始まった。昨日は開演直前に遊佐未森が椅子に座ろうとしたらなかったのでドシンと床に尻餅をしたそうだが今日はそういう事はなかったらしい。演目は途中まで昨日と同じだがゲストが谷山浩子ではないからか途中から構成を変えていたが東芝EMI時代の楽曲が多いのは変わりがなかった。遊佐未森が語る舟越桂の訃報は知らなかった。急に青山一丁目の本屋に在庫があったので取り寄せた古田堯が注釈を付けたすえもりブックス版の「聖ベネディクトの戒律」を連想したけれど末盛千枝子の夫なので舟越桂の義兄だ。あの本屋は何年も行っていないので大体場所は覚えているが迷いそうだ。谷山浩子がいないからか昨日より少し短かった。

 行く途中に書泉グランデで「ラスト・オブ・カンプフグルッペⅦ」を買い直した。この著者式「戦史研究」というのはティモシー・スナイダーの「ブラッド・ランド」やスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの「ボタン穴から見た戦争」のようなよく読まれている本を買って読む事は入らないらしい。ドイツ軍占領下のベラルーシを取り上げた手頃な本はそんなにないと思うが。「騎士十字章に輝く「逸材」」クルト・フォン・ゴットベルクSS大将は「ブラッド・ランド」では自動車事故で片脚とSSでの地位を失ったこの男が「男をあげるチャンス」として書かれていて「ボタン穴から見た戦争」にドイツ軍が「新秩序」と呼んだという事柄で何をしたか紹介されている。この本はディルレヴァンガーの部隊が勝手にやったかのように書かれているが、これでも前の架空戦記よりは「マシ」なのだから。「続」で取り上げたゲオルグ・フォン・ベーゼラーガー男爵は対パルチザン戦で無人地帯を立案して住民の大量虐殺をしたと弟で「騎士十字章に輝く英雄」でゼンゲ・ナイツェルとは面識があるはずのフィリップ・フォン・ベーゼラーガー男爵に取材したクノップの「ドキュメント・ヒトラー暗殺計画」に出て来るが大木毅が中田整一の「ドクター・ハック」を読んでいるので知る事が出来たはずなのに「兵士というもの」の翻訳に関わった時点では明らかに読んでいない「トレイシー」じゃないが、この人は読んでいないだろう。