第8回放送(2014.4.17)振り返るで~♡
新学期が始まりましたね。友達出来るかなー? と不安な方も居るかと思います。恵美加さんからのアドバイスは、「笑顔でしゃべること」。笑顔がお友達を呼んできますよ~!
<1時間目>
8回目のゲストは、先週に引き続き、音響監督の福島央俐音さんです。
「声優の技術を使って歌を上手に歌うコツ」について。
福島監督によると、音程云々よりも、まず「気持ちがいかに伝わるか」が大切。キャラクターソングは、自分が作り上げたキャラクターの声で歌うので、大変な技術が必要なのだそうですが、コツは「音符を言う」のではなく、「話すように語る」ことだとか。
グループで歌うと声が埋もれてしまったり、日常会話のなかで、複数人で話している時に、自分の声が埋もれてしまって相手に届いていないことがある、と恵美加さん。
福島さんがアドバイスを下さいました。
まず「自分が発した音がどんな音なのかを、自分が分かっていること」が大事。はっきり、くっきり、大きいけれど柔らかい声など、色々な声を出してみる。次に、それらの声を日常生活のなかで「自分の音」として場面に合わせて使い分ける。
練習が必要なようですね。
明日使える「声のまめ知識」も伺いました。
基本は、うがい・手洗いで、喉を正常な状態に保つこと。声は気分だけでは作れないので、良い声を出すためには、しっかり朝ご飯を食べ、細胞を活性化することが大切なんだそうです。
そして、喉に良いと言われている「生姜湯」「ハチミツ」などトロッとしたものを飲んだほうが良いそうです。
逆に、喉の油を取ってしまうのは、烏龍茶。カラオケで烏龍茶ばかり飲んでいるとだんだん喉がかれてきてしまうので、要注意です。
すぐに声を出したいというときはお茶系ではなく、トロミのあるドリンクを!
<休み時間>
朗読 『おおきな木』あすなろ書房
今回はおおきな木のクライマックス。福島先生のアドバイスを受け、格段にレベルアップしていました。少年と木と語りの声が上手く使い分けられていて、一人で朗読しているようには聞こえませんでしたね! 恵美加さん、さすがです♪
<2時間目>
東日本大震災の被災地へ出向き、アニメを通じて、さまざまな支援活動を行っている福島さん。被災地でたくさんの子どもたちと出会い、元気を与えるつもりが反対に貰ったとお話されていたのが印象的でした。
東北にどんどん行って欲しい。観光で行って、楽しんで欲しい。それが現地の人にとってもきっと嬉しいはず、と福島さん。
驚いたのは、被災して、家も無くなり、就職するはずだった工場も流された時、「アニメーションの声優をやりたい」と言った青年がいたこと。「うわ、アニメの力ってすごいんだな! そういう夢になるんだな」と思われたそうです。
~福島さんからの告知~
芥川賞作家を含む10人で作った『文藝アネモネ』という本を、声優の皆が朗読しました。是非、「文藝アネモネR」で検索し、お手に取って頂ければと思います。このCDの売上は、すべて義援金になります。
さて、次回はなんと、まりたま、えみでーの連動企画、1時間のスペシャル版です!
中村麻里子さんとの夢のラジオ競演。もちろん、私も収録に立ち会いました。キャストの皆さんの気合いと頑張り、そして、たくさん読み込んでこの日を迎えて下さったことが伝わってきて、涙が出そうなほど嬉しかったです。
5月1日・15日の2回の放送で、長編ラジオドラマにチャレンジしています。オトナの事情により恵美加さんのドラマの出番は後篇(5月15日放送)のみですが、と~~っても面白い役どころで登場しています。
なんと、1日放送分では、麻里子さんと恵美加さんのスペシャルフリートークも実現! お聴き逃しなく!
皆さん、5月1日の放送は、いつもより30分早い、22時30分から、ラジオ、パソコン、スマホの前に集まって下さいね!
文責:上村雅代