Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~ -8ページ目

SC Freiburg gegen Fortuna Düsseldorf

ドイツ人(特におじいちゃん)って沸点がかなり低いんです。

はしを落としただけでも切れます。




うそです。でも、近いです。
ともです。

さて、土曜日にフランクフルト-ニュルンベルクの試合に行ったわけですが
今週末はサッカーバ○の友人が遊びに来ていたので日曜日にもう一試合。

SC フライブルクと大前所属のフォルトナー・デュッセルドルフ。
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~


試合の選択権は任されたので
なじみ深いフライブルク(渡独初年度に住んでました。)と
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~


デュッセルドルフには日本人も所属してるしってことでこのカードに決定。
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~




日本ではきっと「大前ベンチ入りも出番なし」程度の扱いだと思います。

フライブルクは約1年ぶり
フライブルクの試合は約2年ぶり
ってこともあり個人的にテンションは上がってました。

で、私事はさておき試合。
フライブルクは過去まれに見ない好成績でEL権を狙える位置に
デュッセルドルフは昇格初年度で前半戦は快進撃を続けていましたが
ジワリジワリと失速中。
降格圏との差は離れてるとはいえ少しでも勝ち点を稼いでおきたいところ。

前半はデュッセルドルフが完全に下位のチームの戦い方で
FW1枚を残し、両サイドのFWがカウンターでごり押し突破を仕掛けると言った感じ。

一方のフライブルクは完全にボールを支配し
DFラインも高い位置を保ちつつ、選手もいい距離感で
サイドや中央から細かいパスワークで突破を図る。


両チームとも何度か大きなチャンスを迎えるが
シュート精度を欠いたり
最後のところでDFにひっかかったりと
あと一歩のところで得点までに至らず。

全体的にはフライブルクペースの試合と言う感じではあったが
おそらくデュッセルドルフは想定内の試合展開だったと思われる。

後半からフライブルクがサイドバックを一枚交代。
交代の意図は少しわかりかねます。

試合展開は、序盤デュッセルドルフがプレスを高い位置から仕掛け始め
多くの好機を演出するも決まらず。
思惑としてはこの時点でとってあわよくばカウンターでもう一点狙いたかったのだろう。

しかし、デュッセルドルフの攻撃も長くは続かず
後半15分過ぎからフライブルクが再び盛り返してくる。

ところが前半のような感じでフライブルクが支配するものの決めきれず
デュッセルドルフもカウンターから好機があったが決めきれない。

両チーム決め手を欠き、そのまま0-0の引き分けかと思っていたら
終了3分前にセットプレーからフライブルクが得点。
あとは定石通りフライブルクが逃げ切り、5位のEL圏内に浮上。
デュッセルドルフは、入れ替え戦1歩前になってしまった。

大前の出番はなかった。

Eintracht Frankfurt gegen 1.FC Nürnberg

USBって50%の確率でうまく刺さらなくてひっくり返すよね。

でも、結局もう一度ひっくり返して刺さる確率って50%だよね。


ともです。

さて、本日は久々に友人がわざわざ遊びに来てくれたので1人ではなく2人で観戦。

前節新加入ラキッチの大活躍で勝利を収めたフランクフルトと前節勝利し
なんとしても残留のために勝ち点の欲しいニュルンベルクとの対戦です。
日本人がフランクフルトには乾、ニュルンベルクには清武、金崎と
3人もいる日本人対決でした。
Der Traum endet nicht ~留学王におれはなる!!~
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フランクフルト、ニュルンベルク共には前節同様のスターティングメンバー。
乾は左、清武は右のMFでスタメン出場。金崎はベンチ。

前半は、両チームともにミッドウィークの試合(代表及びU21)の試合があったせいか
前線からあまり激しくプレスにいかず動きの少ない展開。
それでも、序盤はフランクフルトがU21ドイツ代表のローデの献身的な働きで
セカンドボールをほとんど広いチャンスを作るが
最後のところで人数をかけるニュルンベルクDF陣に阻まれる。

乾もあまり人数をかけてくるニュルンベルクDF陣にスペースが無く
持ち味を発揮できない感じ。
普段通り、左サイドだけでなく色々なポジションに顔を出すものの
あまり攻撃のリズムが作れず。
さらに守備も普段より出足が一本遅い感じで
しっかりと戻るもののあたり負けて突破されるシーンが目立った。
決定的なシーンも思い切りがなく判断が遅れ逃す。

ニュルンベルク側は20分すぎくらいまでは防戦一方で、ボールを奪っても
すぐにロングボールを前線に放りこみ
中盤が押し上げられないままセカンドボールを拾われ
また攻撃につなげられる悪循環。
清武もボールにほとんどさわれず、試合に入れていない感じ。
たまに清武にボールが渡っても出しどころが無く、窮屈な感じ。
それでも、20分過ぎからは、サイドから丁寧にカウンターを繋ぎ
チャンスに結びつけるが、最後のところでGKのトラップの攻守や
クロスの精度を欠き前半は両チームノーゴール。


後半に入ると、試合が激しくなり両チームプレスの位置を上げて来る。
ただし、U21代表を多く抱えるフランクフルトの方がガス欠気味になり
前半中盤支配の鍵になっていたローデをニュルンベルクが人数をかけて囲いこみ
高い位置からのショートカウンターにつなげる。
フランクフルトはカウンターから何度かチャンスを作るものの
クロスの精度が低かったり、人数が足りなかったりで結局ノーゴール。

乾は後半の序盤は動き周り、さらには1本決定的なチャンスを得たものの
大事に行きすぎてゴールキーパー正面。
運動量も落ち、ボールを受けられなくなった70分近くにマトムアと交代。

ニュルンベルクも攻撃にリズムが出始め、チャンスを多く作るが
再三トラップの攻守に阻まれノーゴール。

清武の方はフリーでボールをもらう機会が増え、スルーパスなどで
何度か惜しいチャンスを作り攻撃の起点としてフル出場したものの
自身は決定的なチャンスに絡めず試合終了。

試合自体は両チーム共にミスが多く、凡戦。
乾はあまり持ち味を発揮できず消化不良。
清武は後半意表をつくヒールパスなどで意表をつくが
前半はあまりボールにさわれずリズムに乗れていない感じ。

金崎は結局出番なしで試合終了。

日本人対決は、結局スコアレスドローに終わりました。

Bayer 04 Leverkusen gegen Borussia DortmundUmzug

そろそろ初めのネタがない。

ともです。

さて、今節最大の注目カード、2位レバークーゼンと勝ち点1差で追う3位ドルトムントの2位争いです。少し遅くなりました。

試合開始前の予想では、打ち合いになるだろうなーと予想してたら見事にそんな試合。まあ、結果論なのでそれ以上は何も言うまい。
この2チームはシステムは同じ形でしかも今主流の4-2-3-1はなく知将同士の対決とあってすごく楽しみでした。とはいうものの、システムは流動的なので初期配置と言った感じでしょうか。
まずレバークーゼンのスタメンはいつも通りキースリンクを軸に右にカストロ、左にシュールレ、中盤はロルフェスとベンダー(兄)が高めに位置し、アンカーにラインアーツ、DFは右からカバヤル、ヴォルシャイド、トプラック、ボエニシュ。細貝は残念ながらベンチ。

一方のドルトムントはレヴァンゲリヲン、左からロイス、ゲッツェ、グロスクロイツではなくベンダー(弟)、クバ、アンカーにギュンドガン、DFはいつも通りでキーパーがヴァイデンフェラーが発熱のためランゲラク。
ベンダー(弟)はどちらかと言うと下がり目だけど、基本ギュンドガンの1ボランチ。

開始直後はレバークーゼンがサイドから人数をかけて中央のキースリンクに当ててまたサイドと言った攻撃で仕掛け決定的チャンスを迎えたが、直後に失点。たった3分でマルコ・ロイスに先制点を奪われました。

レバークーゼンのはサイドに人数をかけてボールを奪ったら、キースリンクに当てて、中盤の2人(ロルフェス、ベンダー)がサイドとともに一気に上がり相手ゴール前でのポゼッションを高めると言うもの。ただし、その間DFが3バックになってしまいカウンターを食らうと大ピンチ。失点もラインアーツが攻撃に転じようとした瞬間にドルトムントの人数をかけたボール狩りに合い中に走り込んだロイスにあっという間にやられてしまったもの。

1点差ならまだしも、直後にPKを与えてしまい前半10分で0-2。早い時間帯で、2点を先行し、このままつまらなくなるかと思われたが、そこは2,3位の対決。どちらも攻撃も守備も手を緩めるどころか激しい試合に。ドルトムントは、おそらくレバークーゼンの攻撃陣を守りきれないと感じたのか、追加点を奪いに行くしレバークーゼンは追いつかないといけないので攻撃の手を緩めない。守備陣も両チームともに1点取られると試合が決まるまたは、ひっくり返る可能性があるので集中。
目まぐるしい展開を見せた前半で0-2の試合と言う感じはしませんでした。

後半に入り、レバークーゼンが動き、ロルフェスに代えてシドニー・サムを投入。これが一気に流れを引き寄せる。
中盤の底をラインアーツ1枚だったのに対し、ドルトムントの激しい前線のプレッシャーからサポートするため、ベンダー(兄)を下がり目にし、サムとカストロで中盤を支配する。
サムの投入によりドルトムントのサイドの守備が対応に追われカストロへのマークも甘くなる。
セットプレーではあるが、キースリンクの高さを生かし瞬く間に同点に。
まさに采配的中と言う感じでした。

しかしながら、2点目の直後ものすごくもったいないミスから勝ち越しを許し2-3に。

その後は再びこう着状態でどちらもチャンスを決められずこのまま試合終了。ドルトムントが2位浮上、レバークーゼンは今季初のホームでの敗戦となりました。

試合だけ見てるとどちらが勝ってもおかしくないような試合。
ドルトムントはよくレバークーゼンを研究し、ロイス、レヴァ、ゲッツェが激しく前線からプレスし数的優位で一気に攻めると言うのが最後まで機能。一方のレバークーゼンはミスが多すぎた。
すべて、パスが中盤でカットされたり、パスミスしたりと。
ドルトムントのほうがクオリティが上だった。
後はやはり得点ランク2位のキースリンクはやはり警戒が厳しくそれを分散するバリエーションが少ない。それでもアシストを決めるあたりはさすがだったけど。