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Creo de Sole ! ( クリオ デ ソーレ! )

な~んちゃって・・・
イタリア語でもスペイン語でもないですよ~

3D-CAD「Creo Parametric」の操作ログ・テクニック集


  データムフィーチャーを活用してモデリングする(続き)


あまり重要な形状ではないが、
もう少しフィーチャー作成を続けて
ベルトを掛けるホイールを作成してみる。




ホイールの押し出し形状のスケッチはDTM1に描く


ベルトを掛けるホイールの形状となる押し出しフィーチャーを作成する。
円のスケッチをデータム平面DTM1に描く。


2015-03-06_001


押し出しする際の条件としては、[選択項目まで]を使用し、DTM2を選択する。


2015-03-06_002


出来上がった「押し出し4」も、押し出し1~3と同様に親子関係のからみがない。


2015-03-06_003


よって、押し出し1~4のいずれを削除してもエラーにならない。
つまり、設計案の検討が柔軟かつ容易に行うことができる。


2015-03-06_004




ベルトを掛けるV字溝の形状も、既存のソリッド形状を参照したりしない!


回転フィーチャーを使って、V字溝を作成する。
スケッチはRIGHT平面に描くようにし、
データム平面DTM1とDTM2を参照する。


2015-03-06_005


回転フィーチャーは、まず、回転軸となる「ジオメトリ中心線」を作成する。
あと、寸法の基準となる補助線として「作図中心線」を描いておく。


2015-03-06_006


V字溝のスケッチを描き、各参照からの寸法をとりなおす。


2015-03-06_007


スケッチャーを終了すると、このような感じになる。
材料を除去するようにする。


2015-03-06_008


来上がった「回転1」も、やはり、押し出し1~4と同様に親子関係のからみがない。


2015-03-06_009


このように作成しておけば、気に入らなければいつでも削除できるし、
一旦抑制して、別の設計案の形状を作成して検討することもできる。
既存のソリッド形状を参照して次のフィーチャーを作成していると
親子関係が邪魔をして、柔軟に設計検討ができない。

今回はデータムフィーチャーを共通の設計基準として利用しているため、
このような運用ができる。



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  データムフィーチャーを活用してモデリングする


『データムフィーチャーを制する者はCreoを制す!』
今回は、実際のモデリングでどのようにすれば
うまく活用できるかを考えてみる。




まずは、準備として共通の基準となるデータムフィーチャーを作成する


例によって、何の変哲もないクランクで考えてみる。
今回はクランクの端にベルトを駆動するプレートがあり、
V字の溝もある。


2015-03-04_001


まずは、Creoで新規部品を作成する。
クランクのオフセットしたシャフトの中心軸となる
データム軸を作成する。


2015-03-05_001


このように、配置参照としてFRONTデータム平面選択し、
オフセット参照としてRIGHTとTOPのデータム平面を選択する。
適切な数値を入力しておく。


2015-03-05_002


次にデータム平面を作成する。


2015-03-05_003


FRONTデータム平面から向こう側へ100mmオフセット
させたところに作成する。


2015-03-05_004


手順を繰り返して、DTM1から手前側に20mmオフセット
させたところにDTM2を作成する。


2015-03-05_005


1つのデータム軸と2つのデータム平面を作成して
このようになる。


2015-03-05_006




次にソリッド形状を作成していく


ベースとなる円柱形状を作成する。
直径100mmの円を押し出すが、条件は、以下の通り。

  • 手前側に[ブラインド]で、100mm
  • 奥側に[選択項目まで]で、DTM1を選択

  • 2015-03-05_007


    次にクランクのローブ部分を押し出しで作成する。
    スケッチを描く際に、データム軸A_1を参照として選択しておく。
    これによって、軸の場所を中心として
    円を描くことができる。


    2015-03-05_008


    このようにして、スケッチを描く。
    上側の円弧の中心は、もちろん、データム軸A_1の場所である。


    2015-03-05_009


    スケッチを80mmほど押し出す。


    2015-03-05_010


    次にクランクのオフセットしたシャフト部分を作成する。
    スケッチを描く際に、データム軸A_1を参照として選択しておく。
    これによって、軸の場所を中心として
    円を描くことができる。


    2015-03-05_011


    このような軸を中心とした円を描く。


    2015-03-05_012


    円のスケッチを押し出す。
    この時、[材料を除去]で、円のスケッチの外側をカットするようにする。


    2015-03-05_013


    押し出し3を完成させる。
    この時点で、[押し出し1]、[押し出し2]、[押し出し3]の3フィーチャーは、
    それぞれ親子関係はなく、どの押し出しフィーチャーを削除しても
    エラーになったり、道連れに削除されたりなどしない。


    2015-03-05_014



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      データムフィーチャーは共通の基準として使用する


    『データムフィーチャーを制する者はCreoを制す!』とはいうものの、
    どのように使用すると、いいのだろうか?


    まぁ、好きに使えばいいのだが、
    基本的には複数のフィーチャーの共通の基準として使用するのが、
    最も基本的である。




    複数のフィーチャーの共通の基準とはどうゆう考え方なのか?


    例によって、何の変哲もないクランクで考えてみる。
    今回はクランクの端にベルトを駆動するプレートがあり、
    V字の溝もある。


    2015-03-04_001


    この部品は最初のソリッド形状を作成する前に、
    このようにデータム平面とデータム軸を作成する。
    これらが、複数の押し出しフィーチャーや
    回転フィーチャーの『共通の基準』となる。


    2015-03-04_002


    ソリッドのフィーチャーとの関係は、こんな感じである。


    2015-03-04_003




    こうすることによって、どう便利になるのか?


    このデータムフィーチャーがあることによって、
    押し出しや回転などソリッドのフィーチャー間では
    親子関係ができない
    ようにして、
    ソリッドの形状を柔軟に変更することが可能になる。


    例えば、このようにベース形状の[押し出し1]を削除して
    しまっても大丈夫である。
    つまり、親子関係に悩まされることなく
    柔軟な発想で設計検討が行える
    ようになる。


    2015-03-04_004


    次に、実際の作成手順について考える。



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