Vのエンジンオーバーホール2021 後編 | tmのブログ
はい俺氏です。
では前回からの続きです。
去年のシーズン途中から載せ換えして
使っていた1号エンジンをバラして
内部チェックとちょっとした小細工をします。
NC30ピストン↓
シーズン半分くらいしか
走っていないのに
けっこう黒いですね。
硬化したカーボンというよりは炭に近い。
軽く灯油で拭き取りすれば
簡単に取れてしまいました。
んーすこしキャブセッティングが
濃いのかな?
キャブセッティングをもう少し
追い込めそうです。
4番ピストン↓
4番ピストンを見ると
EX側にバルブの接触後があります。
オーバーレブさせてしまった
痕跡ですね(-_-;)。
たしかに筑波サーキットで
何度かレブらせてしまったので
そのときの傷跡ですよねコレ(汗)。
2番シリンダー↓
4番シリンダー↓
むーん。シリンダーに縦傷があります。
前回のオーバーホールのときに
ホーニングして綺麗に傷は落としたんですが
また縦傷がついてしまった(汗)。
ナラシが足りなかったのか
暖気不足だったのか…むーん。
また今回も軽くホーニングしておきました。
コンロッド↓
今回もコンロッドのバランスを取ります。
この1号エンジンは最大誤差は4.5g。
しかし2号機エンジンは1.5gでした。
けっこう個体差がありますね(・∀・)。
ボール盤でバルブを磨きます↓
剥離剤でカーボンを落として
そのあとはボール盤にセットして
スポンジ形状のヤスリで傘を磨いて
いきます。
できるだけシート接触面はアタらないよう
丁寧に磨いていきます。
ついでにバルブのブレも確認しておきます。
ピカピカになった(・∀・)↓
カムギアボックスをイタズラします↓
こいつを撤去↓
カムギアボックスからコイツ↑を
撤去しました。
そして
このエンジンもシレッと組み立てて
先週末にはエンジン始動まで作業が
すすみました。
無事にエンジンが始動しました(・∀・)。
それにしてもメカニカルノイズが
スゴイっすね(汗)。
これぞ
「漢は短命!太く短い人生謳歌仕様エンジン」
さて。
とりあえずエンジン組み立ては
終わったんですけど、
ナラシをしなくてはいけません。
次はトミンサーキットに行って
1日かけてナラシをしてきます。
そんな感じでまた今回。
ダスビダーニャ。