はい
ぼくです(・∀・)。
えー
今週の
白煙野郎伝説(NSRレストア日記)は
アルプスコンツェルン総帥から
譲り受けた88NSR250Rの腰下
をバラします!
でですね
ぼくのエンジンは
湿式クラッチなのですが、
NSR250RにはSP仕様ですと
乾式クラッチ仕様となります。
やはりレースに使用するマシンなら
乾式クラッチのほうがエェんかなぁー
とふと思ってたりしちゃったり
してたのですが、
なんと乾式クラッチの場合、約1kgも
重量が変わるらしいのです。
むーん(´-ω-`)…
せっかくの軽量2ストレプリカなのに
重量増にするのはいかがなものか…
それなりの効果が望めるのなら
乾式クラッチに替えるのですが
気持ち程度の変化なら湿式クラッチ
で充分なのですけどねー…とか
考えております。
だけど
乾式クラッチのあの
シャラシャラシャララララ〜っていう
空き缶がぐるぐる回ってんのか?これ?
という駆動音も捨てがたい…
とか思っているボクもいたりして
悩めるお年頃なのでおります。(-ω-;)ウーン
はい
ではでは
早速作業を開始します(`・ω・´)ゞビシッ!
クランクケースのボルトを外して
プラハンでコンコンと
隅を軽く叩きながら
少しずつ開けていくと
クラッチのお出ましです。
そして
ウォーターポンプギヤのチェックと
メカニカルシールの交換のため
ウォーターポンプインペラを
取り外します。
インペラは、
中央のボルトと羽が一体となっている
ので一度カバーを付けてボルトを回す
のですがそのとき、
クランクも共回りしてしまうので
コンロッドを抑えつつ
ボルトを緩めます。
で
そのときインペラのボルトが
ごっつい硬かったため
マイナスドライバーで
周り止めにつかったところ…
ぱきっ…
うわぁ(´;Д;`)ぁん
NSRさん
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
やってもおたぁぁぁぁ(´;ω;`)ブワッ
まさかこんなにモロいとは!
このインペラはすごく極薄で
しかもアルミ製パーツだったので
いとも簡単に折れてしまいました。
NSRのパーツは廃番品が多く
このインペラも既にご相談パーツ
となります。
あぁぁ
またひとつ
オク探しの旅の1品が増えましたな…
:(´◦ω◦`):ナンテコッタ
で
クランクケースの裏側に見えるのが
NSRの泣き所のひとつである
ウォーターポンプギヤです。↓
ウォーターポンプギヤは
樹脂製パーツなのですが
長年使っていると
このギヤ中央部に亀裂が
入ってきます。
そして
その亀裂が大きくなると
最後には空回りしてしまい
それに直結しているインペラが
回らなくなることで
ラジエター液が循環しなくなり
最悪の場合オーバーヒート、焼き付き
となってしまいます。
取り出したウォーターポンプギヤ↓
うむむむむ
ご多分にもれず
やはり亀裂が入っております…。
( ー̀ωー́ )ヤハリナ
純正部品は手に入らないため
DFRかもしくはT2レーシング製の
ギヤを購入ですかね…。
それから
ラジエター液漏れが怖いので
メカニカルシールも交換とします。
マイナスドライバーで
ケース裏側からベアリングを外して↓
ベアリングが外れたら
ケース表面から12㍉ソケットを
使ってメカニカルシールを
ぶち抜きます。
このシールがまた
なかなかなヤツで
特大ハンマーで景気よく
打撃を繰り出さないと
取れませんでした。
はいはい
で
お次はステムベアリングを
取り付けです。
イロイロとステムベアリングを
探していたら
3000円弱で見つけたコイツ↓
日本の技術でデザイン開発
「あらし」!!!
( • ̀ω•́ )ドヤッ
自信満々に
「日本の技術で開発したんやでー」と
日本で売られ、また日本語で書かれても
なんか怪しいイキフンしか
漂わないのは気のせいでしょうか?
んまいっか(-ω-ゞ。
左 あらし製ベアリング&レース
右 純正ベアリング&レース
まず見た目はまったく純正品と
変わりません。
さらに
ベアリングも純正品と比較しても
特にゴリゴリ感もなく
ボール自体の精度もさほど悪くはない
様子なのでクオリティはソコソコに
思えます。
ではさっそく取り付けします。
新品アウターレースをフレームに
セットし、その上に古いレースを置いて
ソケットを使って均等に
押し込みます。
アッパー側は32㍉ソケットを使って
ハンマーで叩いて入れました。
また
アンダー側は36㍉ソケットが
ピッタリ合います。
さて
つぎは
クランクケースやら
フォークアウターケースやらの
第二回ブラスト処理大会の
開催です(・∀・)!
おしまい。