上海からは飛行機で1時間20分くらいで行けます。
人口800万人の港湾都市で、日本人にも馴染みがある場所ですが、外国人といえば地理的に近い韓国人の方が圧倒的に多いです。
青島でビールが造られたのは、ドイツ租借地時代の1903年から。
今年は110周年にあたります。
最も古い「第一工場」は市内中心部にあり、同工場の歴史を展示したビール博物館を併設しています。

博物館は、ドイツによるビール工場建設から時系列で現在に至るまでを展示していて、当時の設備などが残っていておもしろい。
これは、昔のラベル貼り機。

ビール博物館見学の途中には、お楽しみの試飲コーナーがあります。

工場直送の無濾過ビールを手に今日イチ笑顔の私。
青島ビールは日本のビールと比べて薄味で、コクや苦味はあまり感じません。
工場で飲む無濾過ビールもやっぱり薄味で苦みはありませんが、
なんというか、、、口あたりが良くて、ちょっとフルーティーな感じもして、喉をスルっと通っていく感じ。
普段上海で飲む青島ビールとは別物。うまいよ。
ここは博物館であると同時に現役の工場でもあります。
ただ、現代の製造工程は
最後の梱包・出荷工程はオープンになっていてなかなか見応えがあります。
ここは検査場。
黄色く帯状になっているやや気持ち悪い物体が瓶ビールの行列です。

右上の青い服を着た検査員が、異物の混入した不良品などを目視でチェックしていきます。
(結構な割合で取り除いていたけど大丈夫か・・?あるいは、ただのパフォ-マンスか・・)
で、最後はまたお楽しみの試飲コーナー。

中央のサーバーには、右端のパイプからビールが供給されるのですが、パイプはそのまま工場につながっていて、
これぞまさに工場直送!
う~ん、贅沢!
青島ビールにますます愛着がわいてきました。
謝謝!