アンサンブルのパートってどうやって決めればいいの? | 広島市西区のフルート教室⌇フルートがぐーんと上達する

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こんにちは。

LuLuフルート教室 講師の水谷麻衣子です。

ご訪問ありがとうございます。

中学校、高校ではそろそろ体育祭も終わり、アンサンブルコンテスト、いわゆるアンコンにむけて練習が始まる時期ですね。

 

編成が決まって、曲選びも終わり、誰がどこのパートを吹くか…というところで悩む生徒さん、結構いらっしゃるようです。

びっくりしたのが、初めてレッスンに行った学校で、「1stが一番上手い人が吹いて、次に上手い人が2nd、次が3rd」と思っているケースもときどきあります。

 

今回は、多くの学校でアンコンのために組まれる「フルート三重奏」「フルート四重奏」のパートの決め方についてお話します。

 

アンサンブルをする場合、吹奏楽よりも、はるかにごまかしがききません。

本来ならある程度上達しないとアンサンブルどころではないと思うのですが、初心者の人や、まだまだ音が鳴らない人がメンバーに入ることも多いと思います。

また、同じ学年のメンバーが2人いて、どっちが1stを吹くのかで揉めたり、モヤモヤしたり…なんてことも少なからずですよね。

そんな方の手がかりになれば嬉しいです。

 

 

それぞれのパートは、どんな人に向いている?

 

たいていの曲は、1stが一番高い音域で、順に音域が低くなり、4thがベースを受け持つことが多いので、それをベースに考えて行きましょう。

 

◆1st

音色が豊かで音楽性がある。 

…主にメロディー担当

 

高音域が得意 

…ほとんど高音域

 

速い動きも指がちゃんと回る 

…速いパッセージがありがち

 

リーダー性がある 

…曲の始め、終わりの合図、テンポの変わり目、rit.やちょっとしたテンポの揺れなど、1stに合わせることが多い

 

◆2nd

音程感がある

…1stのハモリが多い

 

人の音をよく聞ける

…音量バランスをとる、1stの吹き方にニュアンスを合わるため

 

◆3rd

人の音をよく聞ける

…メロディーのハモリ、裏メロ、伴奏など、いろんな役割が出てくるので、2ndよりも更に他の人の音を聞いていなくては吹けない。

 

五線の中のシドレミが鳴る

…地味に嫌な音が結構な割合で出てくる

 

◆4th 

低音がきちんと鳴る

…上3人支えになるため

 

テンポをキープできる

…ほとんどベース

 

 

 

上手な順で考える場合

そもそも一般的なクラブ活動のレベルで何を基準に上手い順を付けるのか疑問ですが、どうやってパートを決めたら分からないという人には、この方式に当てはめる方が分かりやすいかもしれませんね。

 

①②③④の順に上手だとします。

◆三重奏
 1st ①か②
 2nd ③
 3rd ②か①

◆四重奏
 1st ①か②
 2nd ③か④
 3rd ④か③
 4th ②か①

 

とにかく、まずはベースを受け持つパートに、低音が鳴る人を当てましょう。

みなさんが気にしている1stは、その次に決めることです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

ここに書いたのは、あくまで一般的なパートの決め方です。

演奏する曲や、演奏者の力量の差にもよって変わってくることもあります。

みんな同じくらいのレベルなら、どの組み合わせがいいか実際に吹いて試してみる手もあります(時間的に難しいでしょうが…)。

 

 

残念ながら、「フルート三重奏」や「フルート四重奏」では賞をとりにくいどころか、校内選考ですら残るのが難しい編成です。

 

なぜなら、フルートは他の楽器に比べて音量が小さいので迫力に欠け、バスクラを含むクラリネットや、サックスのアンサンブル、金管アンサンブルに比べると出せる音域も狭いです。

 

そのハンデを乗り越えるためには、ひとりひとりの演奏技術(音色・タンギング・指回し・音楽性など)を磨くこと聴き栄えのする曲を選ぶことが必要になってきます。

 

アンサンブルは、吹奏楽と違い、1パートを1人で演奏します。一曲まるまるソロのようなものです。

責任を持って、一音一音大切に吹いていくことで、必ずグンと上達できますよ。

 

 

みなさんが楽しいアンサンブルができますように!

 

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