色笛VOL3@宇都宮市文化会館 前半 | ピュ~と吹く朝菜の笛吹きブログ

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フルート奏者の坂本朝菜です。栃木県宇都宮市にて「くろねこ音楽教室」を主宰。
くろねこ音楽教室の日常と演奏情報がメイン。
きまぐれで好きなものについて書いてます(旅行・漫画・ゲーム音楽・猫)

色笛VOL3、お陰様で無事に終了しました!!

まずは、来てくださった多くの皆様、朝から晩まで休みなく走り回ってくれたスタッフのみんな、そして自分には勿体無いほどの素晴らしい共演者の皆様、本当に心からありがとうございました。

当日の朝まで怪しかったお天気も嘘のように回復し、無事開場。
開場直後はこんな様子だったようです♪

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皆様の協力の下、無事時間通り開演。
今回も司会は元栃木テレビで今はOLの親友Yちゃんです。(写真は後半で)
彼女の美声にうっとりしつつも1曲目

「色笛組曲~祭りの始まり」

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この曲は今回の為に作曲しました。
前回アンコール用の曲を作ったので、今度はどうしよう?と思ったのですが
いつぞやのブログで書いた練習後のカレーランチの時に
初っ端からソロよりも最初に短いアンサンブルをやろう。と言う話と
栗田さんはピッコロを所有している。と言う話が出て
そこからムクムクとアイデアが浮かび書いた曲。

その後前半は各ソリストのソロ曲を立て続けに・・・

まずはドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」

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色笛ではお馴染みの相澤宏美ちゃん、そして渡部沙織ちゃんの演奏。
牧神がまどろみの中妖精に焦がれている様子を書いた曲なんだそうですよ。
神秘的な響き、そして繊細な表現力、聴いていて二人の綺麗な音にピッタリの曲だなぁ。と思いました。


次に「ハンガリー田園幻想曲」をピアノではなくギター伴奏で

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これも色笛ではお馴染みの私と関口さんのデュオで演奏。
この曲は一般的に有名ではありませんが、フルートをやってる人には有名すぎる曲。
そういう意味ではいつも以上のプレッシャーも感じながら、でもギターとのアレンジと言う事で半分開き直りながら(笑)
慎重に練習を重ねたけど、本番は勢いと雰囲気で押し切ってしまったなぁ。
個人的には反省点だらけですが、普段あまり吹かない時代の曲を久しぶりに吹いてとても勉強になりました。


次はゲイリーショッカーの「エアボーン」
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今回初めてご一緒頂いた、県内で活躍中のフルーティスト栗田智水さん。ピアノは渡部沙織ちゃん。
栗田さんとは丁度今回の出演者募集の頃、友人を介して知り合い、出ていただく事に。
初めてお会いした時はキレイでかわいくて、なのにとっても気さくな方でドキドキしちゃいました(笑)
フルートもとてもしっかりした実力の持ち主で、芯のある、それでいてとてもきらびやかな音色。
天は二物を与えず。と言うのは嘘だったんですね~(笑)

エアボーンは自分も吹いたことがある曲ですが、栗田さんのエアボーンはホントに空を舞うかのような爽快感ある素晴らしい演奏でした。


次はプロコフィエフの「フルートソナタより一楽章」

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昨年アンサンブルのみ参加だった飯泉沙花ちゃんとVOL1でも共演してくれた篠崎左和子さん。
飯泉さんは身内の間では「低音担当」と暗黙の了解になる程、しっかりとずっしりとした低音を吹く子です。
アンサンブルではいつも3rdや4thを担当してくれるので高音に注目する事が少なかったけれど、高音もとても芯があってキレイ、また篠崎さんの洗練されたピアノとの相性も良く、素晴らしい演奏でした。


前半の〆はベルトミューの「アルカディ」
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最初にCDで聴いた時、なんかドラクエの曲みたいでカッコイイなぁ。って思ったんですよね~(笑)
尚且つ長すぎず、カルテットの魅力が簡潔にまとまって居て素敵だなぁ。
という事で選曲。

この曲が瀬尾さんにご指導頂いた曲ですよ♪とっても勉強になった。やれてよかったです。


長くなったので後半に続きます♪