断捨離しないことには始まらない
前回のお話、一人目の神様から物が多過ぎることを指摘され、改めて事務所を見回してみると
常駐の社員は私含め二人しかいないのに、机が7台、片袖机が8台、椅子が20脚、書庫・本棚が16本、会議机は8人用、パソコン12台、胡蝶蘭12鉢、観葉植物が10鉢ほど、創業から15年半分の請求書控え、納品書控え、経理書類、人事関連書類と、目につくだけで多分1t以上の物が並んでいます
(一番重いのは金庫で200Kg、でも、中にはお金は入っていません)
経理書類は保存7年と認識していましたが、改めて税理士事務所に確認してみると、電子帳簿があれば、請求書や納品書の控えを出力したものは2年分ほどあればいいのではとのこと
17坪もある事務所なのに、普段二人しかいないのに、いつも歩く度に足や腰をぶつけて、カニ歩きしなければならない状態がおかしかったと、やっと気づきました
断捨離しかない
そして、新事務所には必要最低限のものしか持っていかない
スペースも机二つ置ければいいぐらいの広さにしよう
変化が嫌いな性格でしたが、やっと、やっと、重い腰を上げることができました
断捨離するにもお金がかかる
断捨離を決めたはいいものの、うちのオフィスは、机やオフィス家具、調度品が凄いのです
二つある役員机は北欧製で、一つ100Kgはありそうです
これは、日本システム時代にVIPの方々が使われていたものを村上社長から譲り受けました
役員ロッカーも、サイドボードも、机と合わせたシリーズで揃っていて、かなり高価な逸品なのだそうです
お陰様で、大変なVIP気分を味わいながら仕事させていただきました
ただ、新しいオフィスには持っていくわけに行かず、引越し費用の足しになればと、あちこちの家具買取サイトを探して連絡してみましたが、まず「オフィスである」ことを伝えるとお断りされ、「購入した年代」を言うとお断りされ、「エレベーターが小さいので、大物は階段で手下げ」と言うとお断りされ、もう廃棄一択しかないのかなと諦めかけていた時
ハッと思い出しました
そうだ!
若くしてリサイクルショップの会社を起業され、一部上場を成し遂げられた、盛和塾のエース、トレジャーファクトリーの野坂社長の経営体験発表を、かつて拝聴したことがあるじゃないですか
たしか、創業のきっかけは、アルバイト先でまだ使えるのに廃棄される家具を見て、もったいないと感じたところから思いつかれたと
恐れ多くもメッセージをお送りしたところ、すぐにお返事をいただき、なんと、翌日にはご担当の方が現地調査と事情を聞きに、わざわざご来社下さいました
そして、系列会社のトレファク引越に引越し作業をお願いすることで、搬出、運搬が一括でできるので、もはや大枚かけて廃棄しかないと覚悟していたオフィス家具、調度品、電子機器、傘立て、ハンガーラックなど、不用品すべてを買い取りして下さるとおっしゃって下さったのです
一番驚いたのは、以前、別の美術品買取業者に出張鑑定して貰ったところ「評価は0円ですが、無料で引き取って廃棄を承りますよ」と言われた『ジャガールクルト』の置き時計に、びっくりするほど高額な買取値をつけて下さったのです
結局、引越しに掛かる経費は私が考えていた三分の一ぐらいのコストにおさまり、その後も引越し準備を微に入り細を穿ってお気遣い下さり、サポートして下さいました
二人目の神様に遭遇
本当にありがたくてありがたくて、思わず天に手を合わせてしまいました
続きます
見た目は普通の書庫ですが、実は金庫で200Kgあります
立派過ぎる役員机が2組、お陰様でセレブ気分を味合わせていただきました
観葉植物もこんなに立派なカバーに入ってたんですよ
トレファク引越しさん、懇切丁寧で超絶親切、絶対におススメです
『ジャガールクルト』の置き時計、タダで持って行かれなくてよかった
不要と思ったものがあれば、まずはここに
引っ越しと不要品買取、一緒にお願いすればコスパ最高です