永山子ども基金チャリティトーク&コンサートに行ってきました

永山子ども基金は、1997年に死刑執行された永山則夫さんが「自分の本の印税を、世界中の貧しい子ども、特にペルーの子どものために使って欲しい」という遺言を残されたことで、弁護を担当された大谷恭子弁護士が中心となって設立されたものです
若草プロジェクトの創設者でもある大谷恭子弁護士は、社会的な弱者に寄り添うことを、弁護士の矜持として何よりも大切にされて来られました
大谷先生は、残念ながら一昨年2024年10月11日に亡くなられてしまいましたが、若草プロジェクトにも、永山子ども基金にも、そのDNAと思いは受け継がれています
ペルーには現在、人口3,300万人のうち、17歳以下の子どもが約500万人いて、その3分の1ほどの子どもが児童労働に従事しているそうです
家族を助けるために、学校に行く機会も失って、朝早くから夜遅くまで働く子どもたち
インタビューでは、どの子も将来への夢を、目を輝かせながら語っていました
そんな子供たちのために、基金では、1998年からこれまで、3,000万円近くの金額をペルーの子供たちの奨学金として送金されました
今回のチャリティトークは、受刑者向けの求人誌を発行されている、株式会社ヒューマン・コメディ代表の三宅晶子さんが、「罪を犯さずに済んでいる私たちができること」というタイトルでお話しをされました
法を犯した方たちを社会から孤立させずにやり直しの道を作ってあげたいと、出所後の就職を斡旋するお仕事を思い付かれたとのこと

これまでに4,805名の受刑者の方からの応募があり、655名が内定となったそうです
そして、通常の有期刑の受刑者はもちろんですが、無期懲役刑の受刑者5名からも応募があり、うち3名は出所を待たずして獄中死されたというエピソードをご紹介されました
「人間としてとても魅力ある方たちだったので、是非出所して就職し、社会の中で活躍して真の更生を証明していただきたかった」と振り返られておられたことが印象的でした
「こんな世の中になったらいいな」「誰かのお役に立ちたいな」「人を助けられたらいいな」思うことはあっても、それを行動に移せる人は稀有です
躊躇なく心と身体が動き出して、実現している方を見ると、本当に眩しくて、心が揺り動かされます

私がこの会に参加するのは2度目ですが、今年は、中央大学『法と正義の資料館』で大谷恭子弁護士展が開催されているご縁から、3年前に新築された中央大学茗荷谷校舎を会場としてご提供いただいたとのことで、とても素晴らしいホールで、愛が溢れる時間を過ごさせていただきました


(そのお陰かどうか、昨年よりも5割ほどの増加、208名のご参加があったとのことでした
)
正直言って永山則夫さんのことは名前ぐらいしか知りませんでしたし、この方について、また、死刑がいいか悪いかについても私は語れるような意見を持っていません
ただ、大谷先生が、死刑執行されて亡くなるまでその孤独な心に寄り添い、遺言を実行するために、世界の貧しい子どもたちに未来への夢を届けるために、こうした活動を続けて来られたことには敬意を表しますし、皆様には大谷先生のご遺志はいつまでも繋げていただきたいと考えるに至った一日でした
ペルーのことは、国名と、南米にあることぐらいしか知りませんでしたが

今も200万人近い子どもたちが、家族の生活を支えるために働いているそうです

三宅社長は、お話が面白い上に、愛に溢れて熱量がものすごくて、大ファンになりました

コンサートは、アンデスギター奏者の笹久保さんと、サンポーニャ奏者の青木さん

癒されましたー
締めのご挨拶は、井上代表から感謝のお言葉を

三宅社長と、井上代表と

1998年からこれまで、3,000万円近くの金額をペルーの子供たちの奨学金として送金されました
ペルーの民芸品や衣料品、永山則夫さんの著者、大谷先生の著書などの販売コーナーが設けられました
私も、アルパカの毛🦙で編まれたカーディガンを購入して応援させていただきました
