時給530円だった私が、15分76,000円の世界線に気づいてしまった日
ふと、今日思い出した話。学生の頃、いろんなバイトをしてた。生まれて初めてのバイトは、家の近所の山崎デイリーストア時給は、なんと530円。、、、今はなんぼだろう笑なんと、そのお店は、夜20時45分になると蛍の光〜が流れて、シャッターが半分降りて、21時に閉店するお店だった。当時の楽しみは、閉店後に出る廃棄品を、みんなでじゃんけんして、好きなものを持ち帰っていたこと笑そんな私が、約8年前、とある方のセッションを受けた。その方とは、たまたま東京で会う約束をしていて、私にはない考え方や、物の見方がすごく面白くて、事前にブログを読み漁って楽しみにしてたの。ふと目が止まった記事の中にあったのは、【30分 76,000円】っていう、セッション費用。一瞬にして思ったことは、えええええ?高くない?????当時の私は、さすがに時給530円じゃなかったけど、コーチングをやりながら、派遣で週に1〜2回ほど、保育園に勤めていて、時給は1,500円。正直、「なんじゃこりゃ」っていう世界だった。ついに、東京でその方と会う日が来た。ホテルのラウンジで待ち合わせ。少し雑談をして、打ち合わせが終わりそうになった時、思い切って言ってみた。「すみません、もしお時間があったら、 セッションもお願いできますか?」すると、「いいですよ」って快く引き受けてくださった。私は財布の中から、用意してきた76,000円を、震える手で差し出した当時の30代の私にとって、本当に大きなお金だったんだよね何度も言うけど、保育園では時給1,500円。LGBTQ+に関する講演でも、1回3万円くらい。しかもそれは、準備や資料作りも込みの価格。で、セッションが始まった。悩み事を話した後に、その方からいくつか質問を受けた。「これはどうする?」「これは?」「じゃあ、これは?」振り返ってみれば、5、6個の質問と、少しの雑談。そして最後に、言われたこと。「もう聞きたいことはないですか?」私は、「はい、ありません」って言った。でね!!!!!時計を見たら、なんと13分やんかー。「え、30分ちゃうん?」という気持ちも少なからずありました。はい。笑でも、それ以上に感じたのは、こんな世界もあるんだなってこと。1時間いくら。30分いくら。そういう、時間のものさしではなくて、その短い時間で、どれだけ自分の前提が変化したか?どれだけ行動できるようになったか。どれだけ現実が動いたか。どれだけ未来の見え方が変わったか。そこに、価値がある世界。実際、セッションの後、具体的に出てきたことをサクサクと行動したら、売上が5倍以上に上がって、びっくりだったその時に、「あ、これが“変化量に対する価値”なんだ」って、まったく違う世界の見方を、身体で理解した気がする。昨日、コンラッド大阪で、ニュージーランドワインを飲んだ。1杯3,500円。おつまみ付き。スーパーや百貨店に行けば、ワインが1本か、2本買える価格かもしれない。でも、その場の空気。接客。景色。その場にいる自分が受け取る、体感や臨場感。フランス語や英語が、当たり前に聞こえたり、ほんのりする甘い香り、40階から見渡せる視界の美しさ、包み込んでくれるソファや、質のいい、どっしりとしたテーブルのスムーズな手触り。私は、時給530円の世界から始まった。でも今は、「1時間いくら」だけでは、測れない価値があることを知っている。人の前提が変わること。行動が変わること。見える未来が変わること。自分の価値を受け取り直すこと。そこには、ちゃんと価値がある。これは、カウンセラーやコーチ、セラピストの方にも、同じことが言えるのかもしれない。長く話を聞くことだけが、価値なのではなく、その人の前提が変わり、次の一歩を、踏み出せるようになることにも、価値がある。自分を低く差し出さなくてもいい。そして今、私はその価値を、自分の言葉や場づくり、対話として届ける側に立っている。ふんふんふん〜♪価値は、時間の長さではなく、『その人の未来がどれだけ動くか』に宿るのかもしれない。私はもう、時給で自分の価値を測らない。未来が動く価値を、軽やかに受け取っていい。