本腰を入れてフルートを勉強し始めた大学生の頃、お気に入りの場所がありました。

それは、新宿のムラマツのお店。


当時、ムラマツレッスンセンターで先生についてお稽古していたこともありますが、レッスンの行き帰りに、また、レッスンが無い時でも、新宿に出掛けると、ついふらふらと立ち寄ったことが何度あったことでしょう。

今のお店は移転したようで、移転してからは行ったことが無いのですが、以前のお店はいつもフルートの音楽が小さく流れていて、フルートの楽譜やCDが沢山並べられていて、落ち着いた雰囲気の中で楽譜を手にとって眺めたり、選んだり・・・。


東京には大手の楽器屋さんが沢山ありますが、さすがフルート専門店だけあって、品揃えの良さはここが一番でした。


楽器の調子が悪い時には修理をお願いしたり。

修理室の方は、いつも親身になって相談に乗って下さいました。


ショーケースの中に展示してあるピカピカのフルートを眺めて夢を膨らませたり・・・。


何時間でも時を忘れて過ごせてしまいそうな、そんなサロンのような癒される空間でした。


現在私の家から一番近いムラマツのお店は新大阪店ですが、ここも新宿よりはこじんまりとしていますが、落ち着いた雰囲気なのは新宿と同じです。


スタッフの方々の対応もとても良く、いつでも訪れたくなる魅力的な場所です。


現在私の手元にあるムラマツSRのフルートは、4代目の楽器です。


1代目は中学1年のクリスマスに買ってもらったヤマハのYFL211。

中学、高校の吹奏楽部ではこの楽器で通しました。


大学に合格し・・・。

念願だった大学オケのフルートパートに運良く入れてもらえた時に、憧れだったムラマツのM180(当時)を買ってもらいました。

管体銀製の楽器です。


でも、練習していくうちに、だんだんと物足りなくなり、総銀製が欲しくなり・・・。

大学時代に一生懸命アルバイトし(え?)、手に入れたのが、ムラマツのAD。

初めてのリングキーでした。


本当はこの時とてもSRが欲しかったのですが、注文生産かつ3年待ちと言われ・・・。

3年は待てなかったのです。


このADの楽器を選んだ時、お店に並んでいたものを何本か試奏させて頂いて決めたのですが、同じグレードの楽器であっても、鳴らしやすさに個体差があると感じました。

その中で一番鳴りが良かったものを選びました。

オケの定期演奏会で広いホールで吹くにも十分耐えうる、よく鳴り響く楽器でした。

この楽器で私のフルート人生は最後まで行く予定でしたが・・・。


4代目・・・手に入れてしまいました。

4代目を手に入れるまでに色々な迷いがありましたが、それはまた改めて。


結論として・・・。

4代目の楽器に出会えて良かった、と、心から思います。

我が家の朝は、NHK-FMのクラシック音楽番組からスタートします。

ラジオなので、自分の動きを束縛されないと言いますか。

何か作業をしながらでも心地良く音が耳に入って来ます。


朝7時のニュースの後のクラシック番組がお気に入りですが、中でも月曜日(これは再放送、本放送は日曜日の午後)に放送されている

「きらクラ!」

が特にお気に入りです。


タレントのふかわりょうさんとチェリスト遠藤真理さんがコメンテーターで、文字通り、気楽にクラシックを楽しみましょう!なコンセプトでトークと共に繰り広げられる2時間。

ともすると、クラシックは堅苦しい、きちんと座って聞かなくては・・・という概念が取り払われ、時にはくすっと笑わせてもらいながら楽しんで聞いています。


有名な曲のセレクトが多いですが、今まで知らなかったけれど名曲だなぁと思えるような曲の紹介があったり。


色々なコーナーがありますが、イントロクイズとも言える「きらクラDON!」は、いつも子供と曲当てを楽しんでいます。

今週のお題の答えは・・・。

私達にはあまりにタイムリーかつなじみがある曲で、思わず子供と

「あっ!」

と同時に声を上げました(^o^)

その先が聞きたい音楽、でした。


そして、今週は遠藤真理さんが地方公演遠征でお休みの為、ゲストに都響のフルート奏者である小池郁江さんが来られていました。

フルーティストの生の声が聞けて嬉しかった私です。