7年間連続して織田記念を見に行っている。今年の目玉は女子100mの日本記録と、女子100mHで日本人女子初の12秒台…と思っていた。
 女子100mは予選から福島の動きが群を抜いてよかったが、予選では風に恵まれず、後半かなり流しての走りで11秒47(-0.1m)だった。決勝は風に恵まれ、スタート3歩で頭一つ抜け出した福島がそのまま逃げ切り日本新記録11秒21(+1.7m)だった。
 女子100mHは予選・決勝ともに風邪に恵まれず、日本新記録はならなかったが、寺田は条件さえ整えば記録が出せるのではないだろうか。
 それにしても、福島のブロッククリアランスの角度や骨盤の傾きは群を抜いてよく、ライバルの高橋とは雲泥の差だった。今年は高橋の後半の追い込みも許さず、力の差が歴然としていた。どうしてあんな動きができるのか不思議でならない。
 生徒を引率して広島まで行き、日本新記録の瞬間を見せてやればよかったと後悔もした。