スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(3.5) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
STAR WARS: THE RISE OF SKYWALKER

監督: J・J・エイブラムス

概要
 1977年公開の第1作以来、世界の人々を魅了し続けている超大作シリーズの完結編。レイ、カイロ・レン、レイア・オーガナ、ポー・ダメロンをはじめとするキャラクターたちを待つ運命が、壮大なスケールで描かれる。監督と脚本を担当するのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などのJ・J・エイブラムス。デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、ビリー・ディー・ウィリアムズらが出演する。(シネマトゥデイより)

感想
 思えば、『スター・ウォーズ』は手触りの豊かな作品だった。プラスチックの手触り、金属の手触り、砂の手触り、まるで手に取れるような画面の皮膚感覚。それはまた、抽象的な部分にも言えることだった。70年代の手触り、青年期の手触り、古典の手触り…「スターウォーズ」の宇宙ってのは、手作りの宇宙だった。

 僕らはその手作りの感覚をこそ愛した。

 この映画には、それがない。どこかアメコミかアニメのような画作り。実在性…モノの重さを感じられない浮わついた美術設計。物語の進行にしても、ところどころ「っぽさ」は見せるのだけれど、それらをつなぎ合わせただけの安っぽいゲームみたいな進行。最後はキレイにオチているから、そんなに後味は悪くはないけれどね。

 作品自体「スター・ウォーズ」として見なくても正直微妙。名作サーガには心震わせるような悲壮な大決戦シーンがあるものだけれど、この映画の決戦シーンは「アベンジャーズ」や「LotR」の足もとにも及ばない。それはつまり、新シリーズ3作を通してキャラクターや惑星世界をちゃんと広げてこなかったことの裏返しでもある。

 僕らはこの新シリーズに何を期待していたんだろうな…それさえも今は思い出せない。7作目の冒頭であの音楽が掛かった瞬間のワクワク感は今でも覚えているのに、その感覚はもうどこか遠くへ行ってしまい二度と帰ってこない。そんな気がする。

 この映画に対して、最後にひとつだけ。

 ところどころ『白雪姫』みたいなんだよ!! なんだよ! なんだよ…

☆☆☆★(3.5)



「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」最後の予告篇


スター・ウォーズ/フォースの覚醒(4.0)
https://ameblo.jp/flowinvain/entry-12503106728.html

スター・ウォーズ/最後のジェダイ (4.5)
https://ameblo.jp/flowinvain/entry-12503108182.html