ダンシングヒーロー徒然 | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


 先日放送された「FNSうたの夏まつり」。

 なかでも興味深かったのは、荻野目洋子さんとコラボした「ダンシング・ヒーロー」でした。なんか面白かったですね~…たかみな(高橋みなみ)とさっしー(指原莉乃)が荻野目さんの脇を固め、そのバックでSKEの選抜大人メンが踊るという形だったのですが、個々の表現の違いが如実に現れていました。

 「ダンシング・ヒーロー」は(言うまでもなく)1985年に発売された荻野目さんの代表曲(もともとはカヴァー)。ジャンルとしては、「当時の王道のディスコ・サウンド」なのですが、荻野目さん自身はどういう表現をしているんだろう…と、ひと通り映像を見てみたのです。

 80年代当時は、意外にも、かなりアイドルチックに表現しているんですよね(紅白なんかドレスを着て踊ったようですし)。それから、最近では歌い上げるような感じになっていました。

 今回の「FNS」では、(生演奏ということもあってか)それらのいずれとも違い、かなりロックテイストな仕上がり。衣装もそうでしたしね。荻野目さん自身の歌い方も、伸びるというより、キレのある歌い方になっていました。

 で、このロックテイストにハマっていたのが、さっしーです。冒頭のソロパート(「ガラスの靴なら♪」)で、手の振りに合わせて顎をくいっと前に突き出す仕草があったのですが、もうカッコいいカッコいい。

 必ずしもダンスが上手いわけではないんですが、なんかカッコイイんですよ。あの赤いヒールもカッコイイ。

 早見優さんとのコラボでは、かなりアイドルチックな表現も見せていましたが、もとがハロプロ好きですから、ああいうアイドルチックなのが好きなんだろうな…とは感じるのです。ソロ曲もあんな感じですしね。

 ただ、本人の天賦としては、絶対にこっち(ロック)なんだとボクは思うのです。あの世界に厭いている感じがね(* ̄艸 ̄)

 たかみな(高橋みなみ)も、もともとこういうの得意ですよね。衣装も似合いますし。あのロートーン・ボイスもね…って、まあ、あれはたまにやり過ぎちゃうんですが、今回はなかなかグッドでした。

 たかみな&さっしーの元チームA(たかみなは今もですが)コンビは「目撃者」公演の経験も活きているのかな…という気がしました。あれは、かなりダークな雰囲気で始まる公演ですからね。

 元AKBでは、佐江ちゃん(宮澤佐江)のダンスがキレッキレでしたね。ボーイッシュなところも荻野目さんに近いですし、曲のイメージにもばっちり合ってました。この曲にいちばん合っていたのが彼女でしょうな。

 アイドル的なイメージのあるすーちゃん(佐藤すみれ)も良さげだったのですが、端っこにいて、あまりカメラに抜かれなかったのが、ちと残念だったですかね。

 そんな感じで全体的にAKB勢はロックテイストにハマっていたのですが、みなるん(大場美奈)なんかは、かなりアイドルチックな表現だった(「Do you wanna♪」で手を一生懸命に振るところなんかもういかにもコロちゃんでサイコー-笑)ので、その辺はよく分からんですが(^_^;)
(みなるんは旧4→Bだったので、やはりAやKの表現とは違うんでしょうな)

 NMB勢は…あの子のダンスが圧倒的だったんです(名前を呼ばないのはボクの最後の抵抗-笑)。能力高いのは前から分かってるんですけどね。もう圧倒的だった。前にいたのが(マイクを持っていたというのもありますが)割りと省エネダンスのさっしーでしたから、なおさら目立ちました。「ロマンティックを♪」のところの肩の入れ方なんか、まるで違う。

 だから、もったいないな…とは思うのですよ。これだけの能力をもっていて、あんな愚かなことでポシャってしまうなんてね(今回のFNSでは盟友のさや姉が光ってましたからなおさらです)。

 ちんちくりん、ななたん(山田菜々)も優秀なんですよね。ベースの表現はアイドルチックなんですが、かなり幅が広い。こういう曲も全然余裕でこなせてしまう。ただ、ダンスに関しては、もうひとりが凄すぎたので、今回はちと大人しめな印象でしたかね。

 SKE勢は、全体的にかなり明るめの印象でした。もともと、AKBが夜の繁華街だとしたら、SKEは昼の商店街くらいのイメージの違いがあるんですよね。AKBの方がもともとちと不良っぽいんです(どちらが良い悪いではなく、違うよねという話です)。

 基本的に体育会系とロックというのは相性が悪いもんですが…今回のロックテイストな「ダンシング・ヒーロー」でも、陰と陽で言ったら、SKE勢はかなり陽に寄せた表現の子が多かった。ロックテイストが得意なちゅり(高柳明音)も、「ロック」というより「ろっく」という感じでしたし(ちゅりはそれで良いんです)。

 あいりんなんかも(もともとバンド好きですし)大人びていてたしかにカッコ良かったんですけど、なんか目に性格の良さが滲み出ちゃってました(* ̄艸 ̄)

 なにより典型的だったのが梅ちゃん(梅本まどか)。完全にチア(笑)。もうまったく陰りのない満面の笑みだったから、こちらも笑けてしまうという。いや、あれはあれで面白いですよ。全員が揃っているのも良いけれど、ああいう振り幅があるのも面白い。

 笑顔と言えば、つうちゃん(岩永亞美)も「笑顔」だったのですが、つうちゃんの場合はロックテイストに回収できていたんですよね。その辺がちと不思議なところなんですが、すーちゃんと似てますかね。アイドル性が高くてロリなんだけど、こう…ヤンキーの彼女っぽいというか(表現がね)(^_^;)

 ひとくちに笑みと言っても、色々とあるあるわけですよね。なかでも特筆すべきは須田ちゃん(須田亜香里)。冒頭、須田ちゃんはかなり「陽」の笑みを見せているんですが、ある瞬間(↓動画0:13)に、まるでスイッチが入ったように、フッと悪っるい笑みになる。挑発的というかね。あの瞬間がすっごくカッコいいわけですよ。

 目力阿弥ちゃん(そういう名前みたい-笑…柴田阿弥)は、つうちゃんと須田ちゃんの中間くらいの表現でしたかね。「もっと♪」の時にたかみなの後ろで映っていた顔がイイ感じでした。イイ感じに悪い顔でね(* ̄艸 ̄)

 で、肝心のれなひょん。SKEで「ダークヒロイン」って言ったら、あの子がいちばん似合うと思うんです(その陰の部分にボクは惹かれるわけですけれど)。この曲では荻野目さんの背後にいる感じであまり映らなかったのが少し残念でしたが、それでもやはりその片鱗は見せていました。

 青白いような肌に赤いルージュが映えててね(あの不健康な感じがまさにロック-笑)。こうなんとも言えない、切ない…んだけれども、その奥に強さを秘めたような、不思議な表情をするんですよ。まっすぐ前を見つめてね。あの目に心を揺さぶられてしまうんですな。

 もともと、ダンスはあまり得意じゃない筈なんですよね。今回も体の硬さが見られましたが、それでも、それをムリヤリにでも型に押し込むという…そうして生まれたカクカクとした動きが、妙にスケールを感じさせてね。ボクは嫌いじゃないんですよ、そういうダンス。

 そんな感じですかね~…あと、アップが来なかったまさにゃ(大矢真那)は判断しづらいのですが、引きの画で見た感じ、梅ちゃん寄りでしたかな( ..)φ

 ただ、繰り返しになりますが、誰が良かったとか悪かったとかってよりも、なんか、みんな違って面白かったな~って。うん…なんか色々と見所があって面白かったですよ(ボクもたまには褒めるんです-笑)。