注:抜粋です(意訳している部分もあります)。
8.(アポロニウスから)
意志の自由と、一貫した目的意識。一瞬たりとも理性以外のものを顧みないこと。深い痛みのなか、子供を喪った時や、長患いの間にも、常に変わらぬこと。同じ人間がもっとも毅然としていながら、またもっともしなやかでもありうるということ。指示を与える時に、決していらいらしないこと。
9.(セクストゥスから)
慈悲深い傾向、気取りのないまじめさ。慎重に友人たちの利益を図ること。教養のない人々や思慮に欠けた人々を寛大に扱うこと。
10.(文法学者アレクサンダーから)
あら探しを控えること。どんな野蛮で不作法で奇妙な表現を口に出した人に対しても、非難がましく叱るのではなく、(答えや確認の形で、あるいは、言葉ではなく物事それ自体についての質疑につなげる形で、あるいは、その他の穏当な示唆によって)その場にふさわしい表現をうまく紹介すること。
11.(フロントから)
暴君には、どんな妬みと偽りと偽善があるかを観察すること。
12.(プラトン哲学のアレクサンダーから)
必要もないのに「私には暇がない」と、頻繁に人に言ったり手紙に書いたりしないこと。また人付き合いによって求められる義務をさぼるために、緊急の職務を言い訳にして、絶えず辞去しないこと。
13.(カトゥルスから)
友人がとがめてきたのなら、(たとえそれが、いわれなき抗議であったにせよ)無関心でいるのではなく、その人をいつもの気質に引き戻そうと努めること。教師たちのことを正しいと言う準備ができていること。そして、子供たちを心から愛すること。