偶像のかなた19 松村香織 | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


『偶像のかなた19』

松村香織
(SKE48/チーム研究生/総選挙24位)

「48ism」



 「第24位、SKE48、研究生」とアナウンスが流れる。そこでスタジオの女子アナ(?)が「え?研究生?」と、驚きの声を上げる。いや、そんなもん、あの方に決まっておろうが。

 第24位。かおたん。

 どうしても知ったかをしたい解説者は、「地方で地道に頑張ってるんでしょうね」…え~…もちろん、頑張ってるさ。頑張ってるに決まってる。だけど、それじゃあ、かおたんを語ったことにはならんのよ。

 なぜ、かおたんがこの順位にいるのか。それを理解しないことには、AKB48グループを理解したことにはならない。まさに、彼女こそが48グループのひとつの理念を体現する存在なんだ。



 そういえば、選挙後のコメダでまた炎上ネタを提供していた。まあ、多分うっかりだと思うけどね。ななたんとさくらたんというボクの推し2人が巻き込まれていて、それが何だか妙にカワイすぎて、不覚にも笑っちゃったんだけれども、その「ネタ」自体はどうでもいい。

 ボクが引っかかったのは、少なくない人が、「マスメディアの舞台裏撮影はありだけど、コメダはだめ」みたいな論を展開していたこと。何を言ってるんだ。ホントに分かっているのか。AKB48グループは中間項としてのメディアが存在しないことが、最大の特徴だ。それは初期のコンセプト「会いに行けるアイドル」に端的に現れている。

 そして、中間項としてのメディアが存在しないということこそが、きたるべき時代にぴったりとフィットするものだった。なぜならば、いまはネットの時代だからだ。ぐぐたすやブログやモバメでメンバーの心境はダイレクトに伝えることが出来るし、カメラさえあれば自分で番組を作ってファンに届けることが出来る。それこそがまさに、かおたんがやっていることだ。

 もともと、48グループはマスメディアに寄りかかっている存在じゃない。そこのところを勘違いすると、まったく本質を見誤ることになる。視聴率を32%取ろうが何だろうが、あの中継がなくてもファンは大して困らなかった。なぜならば、現地にいくかYouTube配信を見れば良いからだし、メンバーの感想ならぐぐたすで聞くことができる。

 マスメディアや運営という大きなオフィシャルの権威があって、それを経由してファンがいるんじゃなくて、小さなオフィシャルとしての個人(メンバー)がたくさんいて、それとファンがダイレクトにつながっている、いわばネットワーク・モデルが48グループのモデルなんだ。それを分かっているか?

 そのモデルがもっとも有効に現れているのが、かおたんの「コメダ」に他ならない。「反運営」みたいに捉えられるかおたんだけど、その実、かおたんがやってることは「48イズム」そのものなんだ。つまり、「脱マスメディア」。だからこそ、あれだけの支持を受けることが出来る。推しを擁護したいのは分かるけれど、48グループの支持者ならば、かおたんイズムは認めてあげないと。

 「マスメディアがありで、コメダがだめ」なんて、的はずれもいいところだ。



 そういえば、ある芸人は、「(選挙を見て)吐き気がした」と言っていた。「だったら見なければ良いじゃない」というのが、ファン誰しもが思う感想だろう。ニュースとかCMで目に入って来ちゃったというレベルと、生中継をわざわざ見てクサすのとでは、話の次元がまったく違う。

 だけど、それ以上に、ボクはこの人は哀れだと思う。なぜならば、事象の本質をまったく捉えられていない。なぜ、気鋭の社会学者がこぞってAKBに転んでいるのか、その意味をよく考えた方が良い。ニヒルぶってアンチ・マスメディア気取りでAKBをdisってみたところで、もともと、AKBはそんなところにはいないのさ。

 AKB48グループはマスメディアの権化のように捉えられることがある。でも、それはまったく的外れなんだ。じつのところ、マスメディアはあとから乗っかってきているだけで、AKB48グループの本質とはまるで関係がない。それは、散々マスメディアで取り上げられたりっちゃんの上をいった、かおたんの24位という順位が何よりも雄弁に語っている。

 なんてね…かおたんに倣って、炎上路線で今回はいってみました<(__)>

 まあしかし、梅ちゃんや玲奈、なんなんの記事はすでに用意してあるのに、なんでボクは、かおたんの記事を先に上げちゃったんだろう…なんかよう分からんけど、おそるべしかおたん(* ̄艸 ̄)



20130608 『BBQ松村香織の今夜も1コメダ』#191 総選挙編



今回の登場メンバー:かおたん(松村香織)、ななたん(山田菜々)、さくらたん(宮脇咲良)、りっちゃん(川栄李奈)、梅ちゃん(梅本まどか)、玲奈(松井玲奈)、なんなん(菅なな子)