6/8(その4:アンダーガールズ後編) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


6/8(その4)

 アンダーガールズの発表が続いている。かおたんは省略(笑)

 第23位。SKE、ちゅり。なにか吹っ切れたような晴れやかな表情で会場に一礼をする。ちゅりは選抜を狙っていた筈だけど、笑顔でカメラにガッツポーズを見せ、嬉しいという気持ちを全面に表す。それはきっと、ファンへのメッセージ。戦友あいりんと壇上で軽く言葉を交わす。

 第22位、まだSKEが続く。去年はSKE連発で盛り上がったアンダーガールズ、今年もSKEが続く。けれど、去年とは少し違う感覚がある。選抜を狙っていたゆりあは、一瞬ギュッと体を縮め少しうつむいて、そして前を向く。凜とした姿勢で、足早に壇上へ向かう。

 第21位、きたりえ。第20位、あきちゃ。第19位、AKB梅ちゃん。選抜クラスのメンバーが、この段階で続々と名前を呼ばれていく。残りのアンダーガールズ枠は「2」。超選抜クラスのじゅりれなを除けば、この段階で残っているSKEメンバーの数も「2」。あと1人、あと1人やり過ごせば…

 第18位は…「AKB48チーム研究生…峯岸みなみ」。たかみな号泣。そして、この時点で、SKE48から3人目の選抜メンバー誕生が確定した。

 発表は続く。

 第17位…ここでSKEが来た…あやちゃん。すでに泣いている。ひときわ大きな歓声が上がる。夢への扉をひらいたあやちゃんは、大きな目をウルウルとさせながら、まだ足許が定まらない子鹿のように、それでもしっかりと壇上へ向かっていった。

 須田ちゃん、選抜入り確定。



 ほどなく、インタビューが始まる。

 31位、乱戦模様のなか、チームEのエースとしての意地を見せた花音。ほぼすべてのメンバーが速報から順位を落としたSKE陣営にあって、速報64位というギリギリの状況から、30人以上ぶち抜くという圧巻の巻き返しだった。

 真っ白な肌に紅潮した頬。まるで絵の中から出てきたような花音が、目をキラキラと輝かせながら、感情を吐露していく。心もち、声が上ずっている。「正直、不安が一杯だったんですけれども…」、そう言った瞬間に涙が溢れる。

 「甘えちゃいけないなとも思ったけど…やっぱり、わたし、あまえ…甘えん坊なんですかね…?」、一瞬、素にかえったような子どもの顔を見せる。「すごい甘えちゃんうんですけど、わたしには大きな目標がある」。その瞬間、また表情がパッと晴れる。

 花音は、ボクらの希望。ボクらの未来。


 29位の真那は、しょっぱなから、おなじみの生声感謝を披露する。あれはシンプルだけど、秀逸なアイデアだった。まさに「コロンブスの卵」のような。誰でも出来るけれど、最初にやったものこそが意味がある。踏み止まったからこそ、見える景色がある。

 実絵子さんの姿がカメラに抜かれる。

 真那は、最初に生声をやっちゃったせいか、決めぜりふを間違えてしまう。せっかく格好良く決めようとしたのに。「ああ!言えなかった~」…地団駄を踏んで、なぜかKD真那までもが子どもにかえってしまう。にししが優しく笑っている。真那の素が出ていて、むしろ完璧にこなしちゃうより、ずっと良かった。


 28位。ボクの一推し、ななたんは、どこで聞いてきたんだか、「ちんちくりん」という迷言を残す。考えてみれば、自分を一言で描写できるというのは凄いことだ。「山田菜々?誰?」って人でも、「ほら、あの、ちんちくりんの…」と言えば、分かってもらえるかも知れない。

 スベること自体がひとつの芸になっている菜々たんの、ちんちくりんスピーチ。『げいにん!』でも毎回スベるのに、不思議とそれがオチとして成立してしまっている。何も考えてなさそうなのに、最終的には全部持っていってしまう。ななたんは、ああ見えて、天性のアイドルなんだ。


 27位、あいりん。こんな大舞台で、いつもと変わらぬ調子で話せるあいりん。りっちゃん大好きアピールもしっかり忘れない。さすがに胆が座っている。汗で滲んだ「ちびあいりんとぐぐたすちゃん」。喜びと悔しさ。涙と笑顔。悲喜こもごもが交差する壇上で、あいりんは清々しい風を吹かせた。

 ここで、また実絵子さんがカメラに抜かれる。


 26位、HKTさくらたん。かわいい(←)さくらコールで一瞬、顔をくしゃっとさせて、今にも泣き出しそうな表情になる。普段、あまりそういうところを見せないけれど、速報61位だったから不安も大かったんだろう。躍進を遂げたHKTのなかでエースの座を死守して見せた。

 顔と同じくらい大きなリボンを頭につけて、一生懸命に話そうとする姿は、小動物みたいで…ちょっとずるい(* ̄艸 ̄)…まだ幼さがのこる口調と、HKTの看板を背負っているという自負。あの年でプロフェッショナルな姿勢を身につけているさくらたんもまた、48グループの良心を代表するひとり。


 そして、24位、SKE48研究生かおたんは…CMが入りまして…なんて。YouTubeで見てたボクには関係ないんだけどね。壇上にコメダを持ってきたのには拍手喝采だった。「アンチ」とか「炎上」とか、他の人が決してマスメディア向けには口にしない言葉を連発する。そして、7万人の「1コメダ!」。

 解説席から「十分カワイイじゃないですかね」という声が飛ぶ。いや、それ営業妨害だから\(゜ロ\)


 23位、ちゅり。最近のちゅりは、なにか悟りきったような表情を見せる。「平和がいちばん」。そんな声が聞こえてきそうだ。色々なことがありすぎたK2、誰よりも本人が平和を求めているのかも知れない。「今回の選挙は一番、楽しくて!」「ファンのみなさんと絶対笑おうねって約束した」。そんな姿がけな気すぎて、ボクは逆に泣けてきてしまう。

 「すごく気持ちいい…気持ちいい?すごく嬉しい気持ちで!」…そんなところはやっぱり、ちゅりらしい。そしてまた、実絵子さんがカメラに抜かれる。カメラマンがファンなんだろうか…。ちゅりのスピーチにウルッときていた、そんな今日の実絵子さんは、また特別に美しい。


 22位、SKEが続く。気丈に「Wピース」をして見せたゆりあ。選挙後の舞台裏、ひとり悔し涙を流す姿が映っていた。どんな想いであの壇上に立っていたんだろう。そう考えると、胸に迫るものがある。

 おぎちゃんが卒業した時に、ゆりあがブログに上げていた、おそろの服を着て肩を組む2人の後ろ姿(ちゅり撮影)*。ボクは、あれが、今のゆりあの心象風景なんだと思う。子ども時代のゆりあは、おぎちゃんと共に去っていき、自分はひとり残されている。くーみんも卒業して、おバカばかりやっていた暖かな時代は去っていった。いまのゆりあは、どこか「孤高」という影を纏っている気がする。

 それでも残ったゆりあだけに、選抜入りを逃したのは悔しかった筈、ホントに悔しかった筈だけど、そこで閃いてみせた「Wピース」。まさにあの瞬間、ゆりあは別の次元に入った気がする。あの壇上で、ゆりあはひとつ階段を昇ってみせた。ちゃんと計算も出来たし、もはや単なるおバカキャラじゃない。ゆりあはきっと、真のアイドルへと急速に変貌を遂げつつある。


 18位、みぃは「AKBに傷をつけた」と言った。それが分かっているなら、あとは自分の行動で示していくしかない。証していくしかない。今回、もらった票は今までよりも遥かに重いはずだ。


 17位アンダーガールズのラスト。まるで初めて自己紹介するように「柴田阿弥と申します」と言ったあやちゃん。まんまるお目々のシンデレラは、扉を開けた向こうの舞台の大きさに、その身に当てられた照明のまぶしさに、少しだけ怯えるように小刻みに震えながら、精一杯の言葉を語っていった。ファンが履かせてくれたガラスの靴。昨年の圏外から、今年は一気に4万票、アンダーガールズ・センター。

 なんてことすんだあやヲタ…おまえらバカだろ…バカだけど最高だ…(by赤木先輩)

 有名になればイヤなこともいっぱいある。目に入れたくなくても目に入ってしまうもの。聞きたくなくても聞こえてしまうこと。それでも「がむしゃら」に…「がむしゃら」に。これまで散々つらい目にあってきたんだ。ただのシンデレラじゃない。でもね、あやちゃん…「ぼっち」キャラは卒業しない方が良いんじゃ…?(* ̄艸 ̄)

つづく…







今回の登場メンバー:かおたん(松村香織)、ちゅり(高柳明音)、あいりん(古川愛李)、ゆりあ(木﨑ゆりあ)、きたりえ(北原里英)、あきちゃ(高城亜樹)、AKB梅ちゃん(梅田彩佳)、じゅりれな(松井珠理奈&松井玲奈)、みぃ(峯岸みなみ)、たかみな(高橋みなみ)、あやちゃん(柴田阿弥)、須田ちゃん(須田亜香里)、花音(木本花音)、真那(大矢真那)、実絵子さん(佐藤実絵子)、にしし(中西優香)、ななたん(山田菜々)、りっちゃん(川栄李奈)、さくらたん(宮脇咲良)、おぎちゃん(小木曽汐莉)、くーみん(矢神久美)