6/8(その3:アンダーガールズ前編) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


 6/8(その3)

 太陽が沈んで照明に煌々と照らされる会場。アンダーガールズの発表が始まる。フジテレビの生中継も始まり、観客席のボルテージも高まっていく。

 ボクが票を入れた各グループの推しのうち、最大限に力を傾注したSKEきょんちゃんはすでに圏内を決めていたけれど、他がまだ入ってきていない。

 HKTのさくらたんは速報では61位だったけれど、「(故郷の)鹿児島票が速報に間に合わなかったんだ」とか冗談まじりで言われていた。そういえば、去年も支店メンバーで唯一、速報圏外からまくってきたのがさくらたんだった。それでも、少しだけ不安がよぎる。

 そして、ボクの一推し、ななたんもまだ来ていない。ななたんは速報順位(45位)が低すぎたし、重複投票の問題でさらに順位を下げて、ファンの同情を集めていた。NMBは、まーちゅん、あかりんが圏内を決めていたし、けいっちが40位に入った時点で、おそらく、ななたんはもう少し上に居るだろうと予想はついた。地力のあるメンバーが圧倒的な力で巻き返してくるという流れが、この段階で来ていた。だから、ななたんに関しては、あまり心配はしていなかった。

 もっとも心配なのは花音だった。花音も地力のあるメンバーだけど、ここまで、SKE勢はこぞって速報からランクを大きく落としていた。票数もすでに2万票を越えてきている。速報64位はファンを焦らすのに充分だったし、(ボクがそうしたように)支援票も入りそうだったから、「きっと大丈夫だ」という気持ちもあったけれど、「花音が弾き飛ばされたらSKEの将来がヤバい」という想いが、ボクの不安をさらに募らせていた。

 AKBしほりんは、残念だけど、おそらくもうアウトだろうと分かっていた(そして、SKE実絵子さんとるみるみも)。



 発表が始まる。

 32位、れいにゃん。スパムと呼ばれるくらいモバメをこまめに送り、「22時の嫁」というぐぐたす投稿も欠かさない。ファンに密着した彼女もまた、AKBの良心と呼ばれるに相応しい存在だった。久々に選抜にも入ったし、さすがに上げてきたか…

 31位、花音!

 思わず「ヤッタ!」と声を上げる。とにかく、これで一安心だった。ふうっと息をつく。不安から一気に解放され、ランランと目を輝かせた花音は、ピョンピョコと跳ねながら壇上に向かう。ペンギンみたいに両腕を広げていて、明らかにご機嫌だと分かる。

 30位あんにん。こちらは打って変わって、ず~っと表情が硬い。少しだけ蒼白で、それがまたギリシア彫刻みたいで喩えようもなく印象的だ。花の妖精みたいな花音とは対照的な、怜悧な美しさがあった。

 29位、SKE、真那。相変わらず脅威の安定感。投票総数も跳ね上がり速報でぶっこむ作戦もあって、昨年や速報から大きく順位が変動するメンバーも多いなか、3年前からつねに安定してアンダーガールズの位置をキープしている。AKB中堅の地力を見せつけられた後だけになおさら、それに互していける真那が頼もしく映る。

 28位、ここで、ななたんが来た。やっぱり大幅に順位を上げている。緊張しすぎてフラフラになったのか、お腹が冷えちゃったのか、ヨレヨレの足取りで壇上へと向かう。手すりに縋り付きながら階段を降りる姿に、スタジオから…いや全国のファンから「おばちゃんか!」というツッコミが飛ぶ。

 だれがおばちゃんや!

 一推しがアンダーガールズ入りを果たして、ボクもご機嫌だ。

 続いて、27位、あいりん。ガッツポーズをして仲間とハイタッチを交わす。ストレートに喜びを表現するそんな姿が好感を呼ぶ。あいりんも、じわじわと順位を押し上げてきている。SKEに流れが来ている。この段階になると、上位に誰が残っているかは、ほぼ分かっている状態になる。だから、逆に「SKE(まだ)来るな」と祈る戦いになる。

 26位。HKT、さくらたん。ここで来たか…!名実ともにHKTのエースたるに相応しい順位を獲得した。速報24位のはるっぴが37位フィニッシュだったし、自身は速報で61位だったから、不安も大きかったんだろう。少し悄然としたような表情から、ゆっくりと立ち上がる。大きな瞳に涙を溜めて、そんな姿もカワイイ(←)自身は圏外だった盟友あーにゃ村重が、満面の笑みでお祝いしてくれていた。

 きょんちゃん、花音、ななたん、さくらたんとランクインして、これで、ボクが投票した子は、おそらくすべて出終わった。

 25位、りっちゃん。話題性は充分だったけれど、まあこの辺りの順位だろうと予想していた。あとで録画を見返したら、スタジオの解説者が「もっと上に来ると思っていた」とか言っていた。だけど、AKB選抜総選挙ってのは、そういうもんじゃない。いい加減、マスメディア的なモノの見方から卒業しないと、AKBの本質は見えてこない。というか、それくらい勉強してこいと。

 その不満は、次の発表の時にも感じた。「第24位、SKE48、研究生」とアナウンスが流れる。そこでスタジオの女子アナ(?)が「え?研究生?」と、驚きの声を上げる。いや、そんなもん、あの方に決まっておろうが。

 なんだか文が長くなってきたな…この続きは、別の記事を挟んで、次回にまわしたいと思います<(__)>

 かおたんまたぎでCM的な…いや、わざとじゃありません(笑)

 つづく



今回の登場メンバー:きょんちゃん(磯原杏華)、さくらたん(宮脇咲良)、ななたん(山田菜々)、まーちゅん(小笠原茉由)、あかりん(吉田朱里)、けいっち(上西恵)、花音(木本花音)、しほりん(鈴木紫帆里)、実絵子さん(佐藤実絵子)、るみるみ(加藤るみ)、れいにゃん(藤江れいな)、あんにん(入山杏奈)、真那(大矢真那)、あいりん(古川愛李)、あーにゃ(村重杏奈)、りっちゃん(川栄李奈)、かおたん(松村香織)