6/8(その2:ネクストガールズ編) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


6/8(その2)

 フューチャーガールズのインタビューが終わる。FGセンターの柊は「是非、チームB2の公演に足を運んで下さい」とアピール。まだ幼さが残るその背中に、チームを背負って精一杯戦った柊。ぎこちないけれど懸命なアピールが爽やかな感動を呼んだ。

 つづけて、ネクストガールズ(48位から33位)の発表。物知り顔の解説者が、「この子は喜んでる。この子は喜んでない」とかのたまっている。そんなの、感情表現は人それぞれなんだし、速報からの流れ、その子とファンの一年間の物語があるから、そんな簡単に断じることなんて出来やしないのに。

 SKE陣営は、47位こあちゃん、42位真木子、39位梅ちゃんと、速報で好位置につけたチームEメンバーが続々と滑り込んでくる。だけど、ここでもっとも盛り上がったのは、たぶん、まつりなが41位に入った時。

 すでにFG(64位から49位)の発表が終わり、速報30位のにししが64位、速報48位の金ちゃんが63位、そして、速報40位のきょんちゃんが58位でギリギリ圏内を決めていた。それから、このNGでは、速報で上位につけたこあちゃんが19位から47位、真木子が25位から42位へと速報から大きく順位を落としていた。

 とにかく速報でぶっ込む作戦だったSKEの各陣営。速報46位のゆかぴ、43位のゆっこ、39位のみきてぃ辺りは、すでに相当きびしくなっていたし、速報32位だったまつりなも「圏内ヤバいか…?」って雰囲気が漂い始めていた。それだけに、まつりなのランクインは、SKE陣営を歓喜させた。ボクは、ここがSKE陣営の勝利と敗北の分水嶺だったと思う。

 発表を聞いてビックリしたまつりなは、驚いて口に当てた手が固まったまま、上半身が硬直したロボットみたいにぎこちない足取りで壇上へと向かった。

 NGの発表は、速報圏外だったまりやぎが35位、同じく圏外だった亜美菜が33位センターを射止めて終わった。やっぱり、AKBの中堅は地力があるなって印象。圏外から30位台にまで余裕でまくってくる。もともとの地盤/基礎票が違い過ぎる…

 そして、まだ花音が来ない…花音は他のSKEメンバーとは逆に、むしろ速報(64位)が低すぎたし、地力がある筈だから「大丈夫だろう…」と思う一方、33位の段階で得票数が2万票に迫っている勢いを見て、「弾き飛ばされたんじゃ…?」と不安になる。



 そんなことを考えている内にインタビューが始まる。SKEとの兼任が決まっているみなるんが、ちゃんと、「AKBにとっても、SKEにとっても」という言葉を使ってくれた。そんな些細なことが嬉しく感じられる。

 速報19位から47位にまで落ちて、発表時には少し悔しそうだったこあちゃん。壇上では、じわじわと初圏内のうれしさがこみ上げてきたのか、緊張感も少しほどけて、とても晴れ晴れとした良い表情をしている。相方あやちゃんのほほえむ姿がカメラに抜かれる。こあちゃん、よかったね…

 AKBのはるきゃんは、「AKB48としての仕事を頑張りたいと思っています。末永くよろしくお願いします」と宣言した。卒業メンバーが相次ぐなか、それはファンにとってのなによりのご褒美だったと思う。

 発表の時に泣き崩れていた真木子は、少し落ち着いたらしく、壇上では安定のすべり芸を見せた(笑)そして、涙ながらに強い言葉を吐き出していく。「みなさんに頂いたこの立ち位置を、今度はわたし自身が証明していきたい」。あいかわらず微妙に男前な真木子。やったぜ…。

 一方、心臓がドキドキし過ぎて、頭が真っ白になったまつりな。「胸が苦しいです。みなさんありがとうございました」と、ひっくり返った声で言うのが精一杯だった。愛するチームメンバーが爆笑する姿が映る。超美少女なのに、いじられキャラで、いつのまにかマスコットみたいな地位を築いたまつりならしい、とてもまつりならしいスピーチだった。

 思えば、公演やレッスンが終わると真っ先に家に帰っちゃうクセに、意外と仲間想いのまつりなは、組閣があった時、K2の楽屋でいちばん泣きじゃくっていた(らしい)。普段、「ふんわりモード」であまり感情を表に出さないまつりなが、だれよりも泣きじゃくっていた。小木ちゃんりりなの卒業公演でも、めちゃくちゃ凹んでいた。

 だから、「これからもよろしくおねがいします」という最後の一言は、シンプルだけどとても心に響くメッセージだった。昨夜のコメダで「ありがとうございますと言えただけで十分です」と言っていたけれど、気持ちはちゃんと伝わったと思う。ちゅりの「まつりなガンバ!」って姿がカメラに映し出されていた。おめでとう。まつりな。

 梅ちゃんは、絶対にやるだろうなと思っていた「チームEの~」をやってくれた。オリジナル公演をもらえないまま、組閣してバラバラになってしまったチームEのリーダー梅ちゃん。そして、今回の総選挙でのEメン大量ランクイン。切々と語るそのスピーチは、この日、もっとも心を打ったひとつだった。

 だけど、それだけで終わらないのが梅ちゃんの梅ちゃんたる理由だ。(SKEファンを除く)会場が呆気にとられた「ナンバーワーン!」。「壇上でキャッチフレーズをやりたかったけど、テンパリ過ぎてて忘れた」というメンバーが多いなか、あの会場でやり切った梅ちゃんは、やっぱりなんだか変に凄い。

 初めて見た人は、きっとビックリしたろう。壇上で冷静にキョトーンとするAKB田野ちゃんと、「やりおった!」みたいに大はしゃぎするSKEメンバーたちの対比が絶妙だった。不安でいっぱいの筈のゆっこと花音が、めいめいの隣で喜んでいた。ボクはそれに少し救われた…。梅ちゃん。オメデト~。

 博多で再起を図ったHKTらぶたんの感動的なスピーチと、同じHKTはるっぴの「先輩方を、ちゅぶしにいく位の気持ちで!」という勇気あるスピーチが印象に残ったネクストガールズだった。

つづく


【AKB総選挙速報:動画2】(朝日新聞デジタル)



今回の登場メンバー:柊(薮下柊)、こあちゃん(小林亜実)、真木子(斉藤真木子)、梅ちゃん(梅本まどか)、まつりな(松本梨奈)、にしし(中西優香)、金ちゃん(金子栞)、きょんちゃん(磯原杏華)、ゆかぴ(山下ゆかり)、ゆっこ(木下有希子)、みきてぃ(矢方美紀)、亜美菜(佐藤亜美菜)、まりやぎ(永尾まりや)、花音(木本花音)、みなるん(大場美奈)、はるきゃん(石田晴香)、小木ちゃん(小木曽汐莉)、りりな(赤枝里々奈)、ちゅり(高柳明音)、田野ちゃん(田野優花)、めいめい(酒井萌衣)、らぶたん(多田愛佳)、はるっぴ(兒玉遥)